
5年生2クラスの図工を担当している。
なかなか時数がなく、少しもはかどらない。
だからこそ、適当な作品を5個も6個も仕上げるのではなく、2つ3つでよいから会心の作品と出会わせてあげたいと思っている。
1学期後半は、遠近感のある学校の絵に取り組んでいる。
何度か、廊下をスケッチさせ、
同じ大きさでも、近くは大きく見えること
目の高さ、位置から放射線状に遠近感を表すことなどを学んだ。
今回は、それに加えて、その校舎の前に、アジサイの花を配置し、さらに遠近感を表すつもりだ。
アジサイのスケッチだが、
アジサイの花を丁寧にスケッチするだけでは、
アジサイの花の柔らかさが表現できない。
花びらの、細かい線を書き加えると、
俄然花びらの、柔らかくしっとりとした質感が表現されてくる。
2組の方は、時間の関係で校舎を先に書き始めた。
そこで、アジサイは別の紙に書いて、あとから切り取って校舎の絵に貼り付けた。
1組の方は、取り組む時期が少しずれ、先にアジサイを書いてから、
同じ画用紙に校舎を描くことができた。
この方が、自然だ。
浜松授業研究の会の御案内をいたします。 |
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