
浜松市では、市の音楽発表会がある。
東区では、4年生が合唱で参加している。
私も4年生の担任なので、9月10日に向け練習してきた。
学年の先生たちと話し合って、歌は誰もが知っていて、
5人の教師が協力して全員が教えられる「ビリーブ」になった。
光明で合唱を発表して以来、大人数の合唱指導する機会がなかったので、
学年の先生たちにお願いして私が中心になって指導することを了解して頂いた。
7月には2度だけ指導をした。
このときにはビリーブの詩の意味について子供たちに考えさせた。
「例えば君が」の君ってだれ?
S:友だち
S:親友
S:家族
S:クラスの友だち
S:お母さん
S:仲良し
S:世界中の人たち
・・・・・
その、見えない相手を意識して歌うように求めた。
子供たちは、「優しい気持ち」が大切だと感じて歌うようになった。
9月に入り、6回、学年全員で練習をした。
この6回では、
「あ」の口。
息の吸い方
立ち方
息を吐きながら声をだすこと
胸声とファルセットの声の出し方
等々、技術的なことを求めた。
毎回強弱のかけ方を変え、指揮を見ないと歌えない体験もしてもらった。
※(残念ですが、自分がずっと真ん中にいて指導しているので、ビデオも写真も撮れませんでした。)
いよいよ、明日が発表会。
子供たちが、日記でそれへ向けた思いを書いてきた。
その内容がとても嬉しいものだった。
Aさんの日記
私は、今日感じました。
9月10日の市音研のことを考えると、とても緊張します。
目をちゃんと開いているか、口を開けて上や下の歯を出して歌えるか心配でたまりません。
でも、そんなとき、先生が心でみんなを応援しているのが私には見えます。
私は、先生の心を見ていると、いつも笑顔で応援してくれているんだなと感じます。
それに、応援してくれているのは先生だけではありません。
クラスのみんなや、1組2組3組5組の先生たちからの心からの応援も目一杯聞こえてきます。
だから、私は、精一杯心の声を私の心に感じて、市音研を頑張ります。
Bさんの日記
9月10日に市音研があります。
歌の練習をするときに、先生は、目を大きく開けて、歯がでるぐらい大きな口で歌うと、良い声が出るということを教えてくれました。
それから、ソーラン節の時には、三つの「こ」を教えてくれました。
三つの「こ」とは、一つ目は腰で、二つ目は心で、三つめは声で、この三つを150人みんなが合わせるということです。
ビリーブの歌を歌うときには、三つの「こ」ではなく、二つの「こ」と教えてもらいました。
一つ目は「心」で、二つ目は「声」だったので、ソーラン節とほとんど同じです。
このルールを全員が守ったから、ソーラン節はうまくできました。
なので、ビリーブもこのルールを守ったら、きっとうまくいくと思っています。
私は二つの「こ」を守って、一生懸命に歌おうと思っています。
Cさんの日記
こうした日記自体が、「ビリーブ」だなと感じました。
ただ、歌うのではなく、歌うことによって成長したり、強くなったり、考える子供になったりしてくれたら嬉しいと思います。
明日、自分の指揮がうまくできますように!!
55回 |
9月12日 | 土 | 9:00 | 15:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
56回 | 10月17日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
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