
4月12日授業研究の会
新学期が始まってまだ1週間だというのに、すでにMo先生は、子どもだちと作品を作り出している。
自画像だ。
よく学級作りを、楽しい催しや教師の話で行おうとするが、Mo先生は授業を通して新学期の学級を作り上げようとしている。
力のある教師のしごとは、こういう仕事なのだと勉強になった。
Mo先生は毎年図工の作品を仕上げて会に持ってきてくださっている。
年々、その指導力が上がっていることが一目で分かる。
もっと全員に納得する作品を作らせるには、どうしたらいいのか
試行錯誤している様子が伝わってくる。
Mo先生は、鼻を中心に描き
そこから放射状に、口や目、眉毛などを丁寧に描かせている。
ここまではとてもうまくいっている。
今回問題となったのは、その後の輪郭の描き方だった。
Mo先生が、今回もっとも悩んだところだそうだ。
そこで、輪郭を子どもたちにどうつかませ、感じさせていくかについて話し合った。
輪郭は見えない。
線があるようで線があるわけではない、
とくにどこまでがあごで、どこからが首か
どこまでが顔で、どこからが首か等の境目が、微妙な顔の向きで変化しとらえにくい。
そこで、「分からないことは切る」が大事になる。
輪郭の全てを一体としてとらえるから見えなくなるのだ。
まず、あごだけを見る。
触ってみる。中に丸い骨がある。
鏡で見てみる。口びるの下には、歯の膨らみがあり、その下にくぼみがあり、その下にあごの骨の膨らみがある。
あごをかいたら、目の横を触ってみる。
硬い骨がある。
それ目の部分でへこんでいる。
当然鏡で見ると、そのへこみの部分の輪郭もへこんでいる。
それから、目とあごの間、いわゆるほっぺたの部分を触ってみる。
この部分には骨がない。
だから柔らかい。
こうして、あごの部分、目尻の部分、そしてほっぺたの部分と分けて線を見つける。
すると、自然と顔の膨らみを表現できるようになる。
そういうことが分かった。
Mo先生の最初のプランは、これを下書きにして、彩色をするものだった。
しかし、彩色しなくても良い作品になった。
彩色してこれを壊すのはもったいないと考えていた。
そこで、彩色しない、このまま完成とすることの是非についても話し合った。
皆、彩色する必要がないと考えた。
しかし、彩色しないならば、ここからさらに学び合う必要があるとの指摘があった。
鉛筆の濃淡を使って、顔の丸みや凹凸をつけたいのだ。
そうしないと、のっぺりした平面が気になる。
その凹凸の付け方は、K先生の版画が参考になるだろう。
また、鉛筆で勝負するのなら、線の弱さが気になった。
4Bの鉛筆を用意したらどうだろう。
そんなアドバイスもあった。
完成が楽しみになってきた。
41回 | 2014年5月10日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
42回 | 2014年6月14日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
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