4月12日の授業研究の会
K先生が3学期に行った版画の実践を紹介してくださいました。
これは、2月の授業研究の会で下絵を紹介してくださった作品の完成した姿です。
2月の時点では、4年生なので光と影を彫るのではなく、周りをどう彫ると人物を浮き出すことができるかについて話し合いました。
しかしK先生は、そうした背景の処理ではなく、人物の光と影を彫ることにより、人物を浮き立たせることに挑戦しました。
これが5・6年生ならそれも可能でしょう。
でも4年生で光と影に挑戦するのは、勇気がいったと思います。
まず、版木に子どもと教師で、光と影をチョークで書き込んでいきます。
その際、チョークの線の向きを一緒に考えます。
顔の丸みを出す線と、洋服の線が同じかどうか
髪の毛の線の長さは、どれぐらいがいいのか。
最初は教師主導で行いますが、次第に子どもたちが求められていることを理解し
自分で進めるようになります。
私など、いつも、線彫りし、背景の処理で逃げていました。
こうした、正攻法の堂々とした版画に相対すると、その存在感に圧倒されます。
今回の会には、この版画を見るだけでも参加する価値があったと思います。
41回 | 2014年5月10日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
42回 | 2014年6月14日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
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