黄色の線に沿って、長命寺の境内を歩きます。
三重塔のある場所から、石段を降りてきました。
石段を降りたところに「閼伽井堂」がありました。仏に供える閼伽の水をくむ井戸という場所です。
本堂の方へ歩きます。
途中に「琵琶湖周航の歌碑」がありました。
三高のボート部の部員の恒例の琵琶湖周航の途中に、部員の小口太郎による詞に「ひつじぐさ」のメロディーを乗せて、初めて歌われました。
その後、三高の寮歌、学生歌として伝えられます。
この歌を、昭和46年に、歌 加藤登紀子がカヴァーしたレコードが大ヒットしました。
私も、歌声喫茶で歌った思い出があります。
この歌は六番まであって、その六番にこの長命寺が出てきます。
ここから歩きながら、左手の方を見ると、遠く下に琵琶湖が見えます。
少し、天候が悪くて、遠くまで見えません。残念。
この高さの場所から、入ってきた長命寺の入り口方面を見た風景です。
むこうに少し高いところにある建物が、「鐘楼」です。
入母屋造で檜皮葺き、重層になっていて、袴腰付きの鐘楼。
1608年に建立。
内部の梵鐘は中世にさかのぼるものとのこと。
鐘楼の手前の建物が、「護法権現社」、さらに手前が「三仏堂」です。
護法権現社は、1565年の建立。短い渡り廊下で三仏堂とつながっているみたい?。
三仏堂は、入母屋造で檜皮葺き、丹塗の堂です。16世紀の半ば頃の建立と推定されるそうです。
三仏堂の中には、釈迦、阿弥陀、薬師の三仏の立像が安置されています。
鐘楼の方へ行ってみました。
ここから降りて本堂へかえります。
「本堂」です。
西国三十三ヶ所の第三十一番札所です。
開基は聖徳太子といわれています。
本尊は「千手観音」。
現存する堂宇は、室町時代から近世初期にかけて再建されました。
参拝すると長生きするといわれています。
巡礼の人が、竹生島の宝厳寺から、琵琶湖を船で渡り、つぎに、ここ長命寺に登ってきたそうです。
本堂に入り、お参りしました。
(私でも、長生きできるのかなあ?、必死にお祈りしました。苦笑。)
ここの方がおられたので、話をうかがいました。
この寺は、建物が充実していて、檜皮葺き等が素晴らしいので、寺、神社マニアには、人気の寺のようです。
充分に参拝できたので、次は、近江八幡市内を観光します。
次のブログで。
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