今回は、体力が持つか、不安な気持ちを持ちながらの出発です。
播州赤穂から相生へ、新幹線こだまで新大阪へ、のぞみ110号で東京に着きました。
東京から、初めて乗る北陸新幹線「はくたか559号」です。
これに乗り、高崎で降り、上越線に乗り換えてそこから沼田に行きました。
そして、最初の訪問地の「沼田」に12:49に着きました。
はるばるやってきたという思いです。
沼田駅です。
黄色の線に沿って歩きます。
まず、「滝坂」を上がって、「沼田城址公園」へ行きます。
沼田には3つの川が流れます。利根川、方品川、薄根川。
この川の働きで、世界でも有数の「河岸段丘」がつくられました。
(私もテレビでブラタモリを見て知りました。いちおう地学を高等学校で教えた経験はあります。)
河岸段丘は、「段丘崖」と「段丘面」からできています。段丘崖がゼッペキ、段丘面が平らなところ。
城下町は、段丘崖を80mも登った段丘面にあります。
駅前から続く「滝坂」を登っていきます。
坂の途中にあった旅館です。
もう、紅葉が見られるみたいです。
来る前は、今日は雨との予報で心配していたのですが、たいしたことがないので安心しました。
この先に、左に曲がると、歩行者専用の急な石段がありました。
何段あるか数えませんが、すごくあったと思います。
息をきらせて、上りきりました。
さらに坂です。
だいぶん上にやってきましたが、まだまだみたいです。
この辺りで、可愛い犬を散歩させているご婦人に会ったので、城への道があっているか確かめると、大丈夫みたいです。
この坂を登りきり、少し歩くと、やっと、沼田城址公園に到着しました。
公園の中に入っていくと、すぐに城址のあとが見れました。
「沼田城本丸堀跡」。
ここから、先へ行くと、「旧生方家住宅」が現れました。
生方家は、沼田藩の薬種御用達を務めた商家でした。
17世紀末ごろに建築されたものと考えられるそうです。
東日本では、最も古い町屋造りの建築物です。
家の中を見学させてもらいました。
屋号は「ふぢや」ですが、上之町の角地にあったので、「かどふぢ」と呼ぶようになったそうです。
この場所は、建物が移築されたところです。
外へ出ました。
正面から見た生方家住宅。
ここの奥に「旧土岐邸洋館」があります。
大正13年(1924)の建設。
ドイツ郊外別荘風住宅。大正末期から昭和初期にかけてよく見られたそうです。
屋根にある「牛の目」窓と、1階のドイツ壁仕上げがかわっています。
江戸時代に沼田藩主を勤めた土岐家の東京渋谷にあった邸宅を現在地に移築したそうです。
内部は和風と洋風の両方の要素を持つそうです。
中は見学できませんでした。
「段丘崖」を登ってきたので疲れました。ここで、ひと休みします。
続きは、次のブログで。
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mamekichi
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