福岡 マンションの後方排気形・ガス給湯器の取替え工事を行いました。 博多の建築士三兄弟
こんにちは。博多の建築士三兄弟です。
ガス給湯器のブログへのご来店ありがとうございます。
トライクルハウス株式会社「博多の建築士三兄弟」は、
福岡市南区にある住まい・不動産のリフォームショップです。
私たちの手で、ガス給湯器の工事をしました。
ノーリツのガス給湯器 24号・オート
GTH-2434SAWX3H-TBから、GTH-2454SAW3H-TBBLへの取替えブログです。
ノーリツでは、ガス温水暖房付ふろ給湯器。リンナイでは、ガス給湯暖房用熱源機といわれる、給湯器の種類です。
↓排気口が後方にあるので、マスクと帽子をかぶって工事をしました。
![ノーリツ製のガス温水暖房付ふろ給湯器のブログ_後方排気が見どころ!](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/29/b1b7bf42612fb68350c65713bb2f633c.png)
ガス温水暖房付ふろ給湯器とは、給湯、自動お湯はり、追い焚き、浴室暖房乾燥機、床暖房の機能を備えたガス給湯器です。
↓ユーチューブ動画でご覧いただけます。
私たちに出来ること♪ガス給湯器・裏の世界! 博多の建築士三兄弟
動画右下の □拡大ボタンを押してご覧ください!
↓このブログのポイント・わかること
◆お客様が給湯器で困っていることが、解決できた経緯がわかる。
◆排気口が後方にある。狭いスペースでの作業の様子がわかる。
◆床暖房、浴室乾燥暖房機が付いたガス給湯器。→高機能な給湯器の工事の手順がわかる。
◆ガス給湯器のお湯が沸く仕組みが分かる。ガス給湯器の内部。
◆ガス給湯器の排気管の排出イメージが分かる。
◆リモコンの取替え手順が分かる。
![ガス給湯器の後方排気のポイント画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/59/2b1f19db560c07696b4855be15f3ffd6.png)
↓採用したガス給湯器 ガス温水暖房付ふろ給湯器
![タイトル_採用したガス給湯器](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/04/03e8ec20484e452ef42c212503dbb95d.png)
↓PS扉内後方排気延長形のガス給湯器です。
GTH-2454SAW3H-TBBL 13A シンプル(都市ガス・オート機能)
定価が501,380円もする高価な給湯器。
2温度・低温3Pヘッダー内装タイプです。
![採用機種の説明:GTH-2454SAW3H-TBBL・リモコンRC-J112E](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/1a/9c989dbcabaf8ebbc7c4c4e94346be2d.png)
リモコンは、ベーシックリモコン:RC-J112Eマルチセットを採用しました。
一番多く採用しているリモコンです。
浴室と、台所をインターフォンでつなぐ機能は付いていません。
↓本体の主な寸法は、幅480mm・高さ750mm・奥行240mm
この商品は、側面から見ると後方に排気されているのが分かります。
![GTH-2454SAW3H-TBBLの主な寸法_正面図・側面図](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/bc/61ab1d20abe1befd4b14705001ed9660.png)
GTH-2454SAW3H-TBBLの正面図・側面図
↓工事前の写真です。
設置から18年経過しています。
GTH-2434SAWX3H-TBの正面からの写真。
![工事前_既存の給湯器_GTH-2434SAWX3H-TB_18年経過](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0c/a8b04eb5be46a3d22feb64a691d62a5c.png)
↓1.お問合せいただいた際に、お客様が困っていること
・給湯器の電源が不定期に切断されます。 「給湯器の電源が切れる症状」
・ブログのファンのお客様よりご連絡をいただきました。
(御見積には、必ず現場を確認します。)
★現地確認の結果:
・リモコンから給湯器本体に繋がるケーブルの接続には問題がありませんでした。
・リモコンの症状と、設置から18年経過している状況から、電装部品の故障が問題と考えられる。
・給湯器本体の取替えをご提案しました。
![1.お客様が困っていること。電源が切れる。現地確認の結果、電装部品の故障原因](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/3f/7c0aec3e6623d73488089768b5ae9e0b.png)
↓2.お客様が悩んだこと。
★教えてもらいました。
・インターネットで相談しても、給湯器を見に来てくれない。
・正確な見積書が欲しかった。
・工事の後に、追加料金を言われるのも心配でした。
![2.お客様が悩んだこと。見積に来てくれない。追加費用が心配。安すぎるのも怖い。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/3a/1bd6a56921f81af4340483b899d41085.png)
↓3.お客様が弊社を選んだ理由
★教えてもらいました。
・理由は、「御見積に来てくれて、だれが工事に来てくれるのか分かったから」でした。
・「費用が抑えられた」のも、理由の一つでした。
![3.お客様が弊社を選んだ理由。現地を確認して見積をした。誰が工事に来るか分かった。費用が抑えられた。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/12/f03481d1c38f9ccb7365e697a8ec9a4a.png)
◆ご注文までの流れ
・メールで御見積書を提案して、工事の内容をご理解いただけました。
・早いレスポンスで、ご注文をいただき、感謝です。
・商品はお取り寄せになりますので、ご注文から納品まで4日かかりました。
↓早速、工事を開始します♪
![タイトル_工事開始](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/7a/9e03bffc8e2a5435d41946259351007d.png)
↓ガス給湯器の前面には、鉄の扉が両開きで設置してあります。
扉の取外しから!
![給湯器を取り外す写真](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/49/91785210f1988c634c32464badbcae91.png)
↓既存の給湯器の内部の写真です。
GTH-2434SAWX3H-TBの内部。
「暖房系、給湯系」の文字のところで、ガスが燃焼しています。
銅で出来た部品のところで、お湯が温められる仕組みです。
様々な安全装置と、多くの配線が電気の装備へつながっています。(電装基盤)
![給湯器の内部_GTH-2434SAWX3H-TB](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/f5/68e3b22fa654a34ac3747d9f773f5f3a.png)
↓配管等を取り外していきます。
給水管、給湯管、ガス管、配線の取外し
![ガス給湯器の配管を外す様子_給水管・給湯管・ガス管](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/05/3dbc998e81c3940187f9fb0cc25d5c57.png)
↓配管取外し後の写真です。
次は、給湯器の裏側に入ります。
ホコリが浮遊しているので、帽子とマスクを準備して入ります。
![後方排気の取外しには、帽子とマスクの準備が必要](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/fa/9c753cf3dee78ab84ae048bfd6a8eeb3.png)
↓給湯器の裏側へ回り込みました。
左手で体を支えながら、右手で排気管の取外しを行います。
![ガス給湯器の後方排気形の取外中](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/a6/cc0c02edfc44c51e92bfa27bed1963d1.png)
↓これは、レアショット!
給湯器の裏側を撮影してみました。
足を踏みしめての不安定な作業です。
![狭いスペースでガス給湯器の後方排気を取外し中](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/de/35d237feda1a8a591579d31ddcea6bb4.png)
↓排気管が外れました。
正面からふたり掛かりで、給湯器を外します。
![このタイプの給湯器は、重たいので二人がかりで取り外します。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/c8/07c5ea76ad9fe8c79c3a07186771232e.png)
調べると、既存の給湯器の重さは38kgでした。
運転中の水を含んでいる状態では、42kgになっているみたいです。
とっても重たい給湯器です。
↓取り外した後のパイプスペースの様子。
裏側に、排気管が見えます。
![取り外した後には、後方の排気管が見えます。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c0/90ee4ea57d259d91305c00ffb6172ed5.png)
取外しが、安全にできて「ほっと!」したところです。
↓これから、新品の設置を行います。
![タイトル_新品のガス給湯器の設置](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/36/0bd8ca8e33b588555f4e0c43b4f21812.png)
↓金枠の設置中です。
今回は、金枠の状態が良かったので再利用することにしました。
![扉内ケース(金枠)は状態が良いので再利用。金枠設置中の写真](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6f/425be36d2c86ab5d9c13857d1120f8b6.png)
金枠(扉内ケースTC-13)は、定価で16,940円しますので、再利用できた場合は、工事費を抑えることが出来ます。
ガス給湯器の形状が変わったり、金枠の錆が進行している場合は、新品に取り替えます。
↓準備が出来たので、新しい商品を設置します。
![ガス給湯器の設置前](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/bf/e651902f983365a95675c0d25bba913a.png)
↓新しい給湯器は、慎重に丁寧に設置しました。
![重たい32kgの給湯器を、慎重に、丁寧に設置中。](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/8c/50c40a75a6b57b7ddb92991405fde4ed.png)
既存の給湯器38kg(給水時42kg)
新品の給湯器32kg
マイナス6kgの違いがありました。軽くなって助かります。
↓排気口の接続は、正面からは分かりずらいので、難しいところであります。
後方に潜り込んで接続します。 しっかりと接続できたのか確認中です。
![排気管の接続状況を確認中](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ff/a04a620a21607fbc15c2c0ba14305a59.png)
↓配管の接続
着替えて作業再開です。次に配管の接続を行います。
配管は様々:給水管・給湯器・ガス管・自動ふろ給湯管・暖房2系統の管
![配管接続中:給水・給湯・ガス・暖房・自動給湯・など多数](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/8f/ccc01f0af405bc603ba398ff80fda4e8.png)
↓電気系統の接続
正面より、電源・リモコン(2系統)の接続。
信号線(3系統)の接続を行います。
![電源・リモコン・信号線を接続する様子](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/20/f7ab33bf05f36d6e117ab535095e5f49.png)
↓設定変更コネクタの取外し
工事説明書より排気管の長さ等が、4曲がり7mなので「設定変更コネクタ」を取り外しました。
(排気管は、給湯器の後方から「くねくねと曲がって」屋外に排出されています。)
![排気管のイメージ:4曲がり7mの排気管・設定変更コネクタの取外し](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/ae/4ce7e8a24f4cdf8526bdd3cfa8acf0c9.png)
↓リモコン取替えの様子をまとめてみました。写真6枚
最後に、防カビ剤入りの防水材(コーキング)を施工することが重要です。
![浴室リモコンを取り替える6ステップ_取外しから防水処理まで](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c3/6a7623e48a1ff5d00dee79bba3a86a65.png)
↓浴室と台所用のリモコンの工事前後の写真です。
丁寧に工事を進めました。
![浴室リモコンと台所リモコンの取替え・前後の写真](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/36/f2180332aa544900bcc7430da431ecc6.png)
時代と共に「リモコンのデザイン」が良くなっています。
↓接続の状態を確認します。
![接続確認:給湯器の接続部分_給水・ガス・電気・水漏れガス漏れなし](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/53/6cc5b14adb25731d7ca32f2656b35a11.png)
給水系・ガス・電気系の接続確認、水漏れ無し、ガス漏れ無し。
慎重に検査を進めます。
◆工事の時間
ここまでの取外しから新設、接続までの作業で、3時間弱かかりました。
↓完成しました♪
![タイトル_給湯器取替えの完成](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d2/9238740d9169454da6e328c5b73aa262.png)
↓試運転を行います。
![試運転:浴室暖房とふろ自動給湯の試験](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ce/ab7d5dca666dd9e110b656352c3f4c40.png)
↓試運転を行いました。
・蛇口からの給湯できるか試運転!
・浴槽に自動ふろ給湯ができるか試運転!
・浴室暖房が作動して、浴室が暖まるのか試運転!
・床暖房が作動して、リビング、ダイニングの床2面がそれぞれ暖まるのか試運転!
・排気口からの大量の風も感じられました。
全て問題ありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c7/fd8f4e23396a8bc02699729b5bfa0b59.png)
快適にお使いいただけそうです。
↓最後に!
・ご使用方法の説明!
・リモコンの操作方法の説明で完了です♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/d2/e3859274dcf6cdfd2689733f198d7a29.png)
お客様にも大変ご満足いただけました。
これからは、私たちがガス給湯器のメンテナンスを担当いたします。
お困りのことがありましたら、お気軽にご相談いただけたらと思います。
ご依頼いただきまして、ありがとうございました。
↓住宅リフォームお任せください♪
![トライクルハウスの紹介・資格の説明](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/9a/d3031f02e90ea3de7c4175ff7b3cb258.png)
担当者の中島の資格:
★国家資格
・給水装置工事主任技術者
・第二種電気工事士
・二級建築士
★認定資格
・ガス可とう管接続工事監督
・簡易内管施工士(ガス資格)
↓最後までご覧いただきまして、ありがとうございました♪
![最後までご覧いただきまして、ありがとうございました♪](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/94/e9a6d229b8918567466d67839abe1074.png)
↓私たち博多の建築士三兄弟の自己紹介ページを作成しました。
お時間がありましたらご覧ください。
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![博多の建築士三兄弟の自己紹介ページ_リンク](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ab/a282aeb4bd25260b8afea4819c78a47c.png)
私たちの会社は、トライクルハウス株式会社といいます。
住所:福岡市南区高宮1-9-18
電話:092-791-1801
メール:info@tricyclehouse.co.jp
お住いのご相談受けたまわります♪
↓関連ブログ1_2015年1月30日に作成したgooブログです。
(9年前のブログですが、参考になります。)
同様のガス給湯器の施工事例ブログになります。
GTH-2413AWXHから、GTH-2444SAWX6HBLへの交換ブログです。
![GTH-2413AWXHから、GTH-2444SAWX6HBLへの交換ブログリンク](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/06/8c1677930839703f8b631c7d22b0ee7f.jpg)
↓関連ブログ2_2018年3月14日に作成したgooブログです。
ガス給湯器で【故障かな?】と思ったら、自己診断で解決できるブログです。
ユーチューブ動画もありますので、参考になれば幸いです。
![ガス給湯器「故障かな?」と思ったら!ブログ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/6f/819623d9dd1d047dc5063b90b65afaec.png)
↓トライクルハウス株式会社のホームページはこちらから!
![トライクルハウス株式会社のホームページリンク](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/31/31cda79553870945a0698a1c92a83e14.png)
感謝!