博多の建築士三兄弟!豊かな食卓をつくる・トライクルハウス株式会社         電話:092-791-1801

福岡市、福岡近郊の住宅リフォーム
・ガス給湯器・ガスコンロ・レンジフードの修理/交換!

※住宅設備アドバイザー※

福岡 手すりの取り付け工事 安全のために、階段に手摺を設置しました! バリアフリー リフォーム工事 

2014年04月17日 | バリアフリー・介護リフォーム

■工事内容:TOTO製 階段 フリースタイル手すり(てすり)の設置 福岡市南区高宮

福岡 住宅リフォーム会社 (TOTOリモデルクラブ正会員) 博多の建築士三兄弟

 

■今回は、高齢になられたご家族のために、木製の手すりを階段に取り付けました。

 商品の選定や、下地の補強方法・工事の進め方についてご覧ください。

 普段の生活に潜む、転倒などの危険からの回避方法について参考になればと思います。

 

■お客様のご相談内容: TOTOショールームより、ご紹介いただいたお客様です。

 『TOTOショールームに相談したら、トライクルハウスさんを紹介してもらいました。』

 『階段に手摺を取り付けたいと考えています。』

 『工事の仕方と、工事金額を教えてください。』

 ご連絡ありがとうございます。 早速、無料診断にお伺いいたします!

 

■住所:福岡市南区高宮 (戸建て住宅)

000

 

000_1

 

↓今回は、お客様のご要望と、TOTOショールームからのご紹介もあり、

 この商品を採用しました。

 TOTO製 フリースタイル手すり(木製) 直径35ミリ フラットタイプ 

00

 

↓手すりのカラーは、階段の踏板の色合いに合わせて採用しました。

00_0

 

↓ブラケットは、木製手すりを持ち上げるように受ける金物にしました。

00_1

 

※商品の紹介は、ここまでです。

 

それでは早速、無料診断にお伺いします。

 

↓お客さんのご要望は、階段の外回り(右回り)に、手すりを付けたいとの事でした。

01

 

↓壁の素材は、仕上げがビニルクロス張り。下地材は、石膏ボードが使われています。

 木造の建物のため、間柱の骨組みに木材が使われています。

02

 

↓壁面は、手すりの金物を直接に、取り付けられないことが分かりました。

 下地の補強材が必要です。

03

 

 

↓踊り場がありますので、手すりを水平に曲げなければいけません。

04

 

↓2階の壁の先には、出入り口の枠があります。 そこで、手すりを終わらせます。

05

 

↓踊り場のある階段のため、ラフスケッチを書いて手すりの繋がりを検討します。

06

赤い線が、手すりの繋がりのイメージです。

 

↓手すりの繋がりと、金物の設置方法を検討するために、CAD図面を書きました。

07

 

↓踊り場のある階段のイメージパース (別物件のパースです。)

08_2

 

無料診断は、ここまでです。

 

お客様へ無料診断の結果を、図面とカタログを交えて報告します。

①工事の方法は、後付補強板を使用した手すりの設置を選びました。

②必要な部材をひとつひとつを数えて作成した、お見積書を提示してご説明します。

③工事の時間は、約6時間程度かかると見積もりました。

 

お客様からのご依頼は、ご説明から1週間後に電話で承りました。

 

ご依頼、誠にありがとうございます。

 

商品を取り寄せるには、一週間ほどかかりました。

 

↓商品がお店に届きました。 手触りも優しい、精巧にできた金物です。

09

 

お客様と工事の日程を調整して、工事にお伺いしました。

 

↓本日は、快晴! 工事を開始します。

10

愛用している「卓上丸のこ」で、木製の手すりを正確に切断します。

 

↓まずは、踊り場の水平な面に後付補強板を取り付けます。

 お客さんの腰の高さや、ご要望から確定した高さに設置します。

11

下地の固定位置に、黄色いマーキングをしています。

 

↓2階と、踊り場を繋ぐ壁面に下書きをしていきます。

12

下地がどこにあるのか分からないので、専用の道具を使って木下地の位置を確認します。

 

↓2階から順次、後付補強板を取り付けていきます。

13

後付補強板を、木下地に専用ビスで固定して、強度を高めます。

 

↓1階まで後付補強板が取り付けられました。

14

 

↓後付け補強板を約9m取り付けました。 ここまで、約3時間かかりました。

14_1

 

↓ブラケットと、木製手すりを2階から取り付けていきます。

15

 

↓折り返しの部分に、ブラケットを2か所設置する工事の方法です。

16

 

↓この部分のコーナーは、特殊な金物を使って木製手すりを繋ぎます。

17

 

↓踊り場の写真。  手すりを順次、繋いでいきます。

18

 

↓手すりの取り付けが終わりました。

20_2

手摺の木くずで床が汚れてしまったので、キレイにお掃除をします。

 

↓傾きのあるコーナーは、特殊な金物で接続しました。

21

 

↓流れるように、キレイに完成しました。

22

 

↓手すりが途中で途切れないように接続できました。

23

これで、安心して階段を利用できそうです。

 

早速、お客様へお声掛けをして階段を、昇り降りしてもらいました。

お客様の腰の高さ(力が入る高さ)に合わせて設置したので、スムーズに昇り降りができた様です。

お客様に満足いただけました。

お客様に喜んでいただき、私たちも大変嬉しく思います。

ありがとうございます。

 

工事の報告は、ここまでです。

 

ここからは、私たちにできることをご提案します。

 

 

30

 

↓玄関の段差をスムーズに昇り降りできる手すりがあります。

40

 

↓お住まいの形状や、使い勝手から、お好みのタイプが選べます。

41

 

↓トイレの便器の交換と一緒に、手すりのご提案もしています。

42

 

↓便器の横には、L型の手すりがおススメです。

43

後付けの工事には、下地補強板を使います。

 

↓浴室には、安心のために3タイプの手すりがおススメです。

44

①浴室への出入りするときの手すり。

②洗い場から浴槽へ、出入りするときの手すり。

③浴槽脇の手すり。入浴をサポートする手すり。

↓ユニットバスにも取り付け可能な専用手すりがあります。

45

 

↓屋外の手すりもお任せください。

 雨にぬれても大丈夫な屋外仕様の手すりがあります。

46

 

↓廊下などの通路にも手すりを設置できます。

47

 

↓私たちは、私たちの技術で、あなたの生活を守りたいと考えています。

C01

 

ここまで、ご覧いただきありがとうございます。

 

私たちは、あなたからの連絡を待っています。

普段の生活で困っていることを、ご相談ください。

博多の建築士三兄弟が解決します。

 

 

まずは、無料診断にお申込みください。 ご連絡をお待ちいたします!

↓介護保険を活用したリフォーム事例のリンク(当ブログ)

http://blog.goo.ne.jp/tricyclehouse/d/20121206

 

↓トライクルハウス ホームページのリンク

https://tricyclehouse.co.jp/

トライクルハウスの電話番号は 092-791-1801 お気軽にご相談ください。


福岡 バリアフリー リフォーム 車いすの生活もらくらく♪  福岡市早良区荒江

2012年12月06日 | バリアフリー・介護リフォーム
■工事内容:車いす対応 リフォーム工事
 
■工事場所:福岡市早良区荒江

20121203renovation011

 
前回のブログの書き込みから一か月、現場の作業が終わり、久々にパソコンに向かう
時間が出来ました。
 
今回は、11月に行ったマンションのリフォームについてご紹介いたします。
 
 
テーマ:車いすの生活
 
 
築30年のマンションを車イスの使用を前提とした、バリアフリー住宅へ リフォームしました。
マンションの構造は、鉄筋コンクリート(壁式構造)で出来ています。
2LDK+和室二間(85㎡) 2人住まい
 
↓マンションの外観
20121203renovation01_2

 
◆工事の内容
 
車イスを使用するために、畳をフローリングにやりかえたり、居室の段差を無くしました。
今回の工事では、段差を無くす工夫や手すりの設置方法について参考にしていただけます。
 
 
 
◆住宅の問題点
 
一、廊下と居室の間に9cmの段差がある →車いすの使用が困難
 
一、あまり使われていない畳部屋が2部屋もある。 →未使用空間の有効活用
 
一、トイレやお風呂での安全を確保する手摺が無い。 →体を支える場所がない
 
一、電気設備、給水設備の使い勝手が悪い。 →手が届かない。見えにくい。
 
 
 
 
◆工事内容で分けて、解決方法を項目ごとに紹介します。
 
①資金面を解決!   リフォームに伴い、介護保険住宅改修費支給申請を行いました。
②狭いから広々へ!  和室二間(6畳間)から、洋室(12帖)へのフローリング工事
③危ないから安心へ! 安全の為に『浴室、洗面脱衣室、トイレ』に手摺を取り付けました。
④使いやすいへ!   インターフォンの高さを車いすからも利用できる高さに移設しました。
⑤ミストの水栓!    キッチンのワンレバー水栓を交換しました。
⑥車いすでも、壁を傷つけない! 高さ30cmの幅木を設置しました。
⑦車いすでも、玄関土間へ入れます!  土間のステップを設置しました。
⑧トイレへの出入りを快適に!  タテ型ブラインドで目隠しを設置しました。
 
 
 
 
① 介護保険住宅改修費支給申請
リビングルームの段差解消方法を選び、ケアマネージャーと一緒に提出書類を作成しました。
 
↓まずは、工事前の図面になります。(トライクルハウス作成) 申請書に添付
20121203renovation04_2


 
↓工事前の写真1 (トライクルハウス作成) 申請書に添付
20121203renovation05


 
↓工事前の写真2 (トライクルハウス作成) 申請書に添付
20121203renovation06


 
↓介護保険住宅改修費支給申請に必要な書類のチャックリスト
20121203renovation02


◆申請から1か月の時間が経ち、完成報告書を福岡市早良区役所へ提出しました。
↓完成時の図面 (トライクルハウス作成) 申請書に添付
20121203renovation07


↓完成時の写真1 (トライクルハウス作成) 申請書に添付
20121203renovation08_2


↓完成時の写真2 (トライクルハウス作成) 申請書に添付
20121203renovation09
 
 
② フローリング工事
あまり使用されていなかった和室を、車いすやベットの置きやすいフローリングへ
リノベーションしました。
床材は、車いすのタイヤが動きやすく、傷の入りにくい専用の素材を使用しました。
(ワックスいらずの表面が固い素材です。)
 
 
 
↓採用した床材のカタログ
20121203renovation091



 
 
↓和室東側 工事前写真
20121203renovation10




 
↓和室東側 工事中写真
20121203renovation11




 
↓和室東側 完成写真 フローリングへ リフォーム
20121203renovation12


 
 
※広々とした洋室へリフォームされました。
 
 
↓和室東側 完成写真 アコーディオンカーテンを取り付け
20121203renovation121



 
 
↓和室東側 完成写真 使いやすいアシスト取手を採用
20121203renovation122


 
 
↓実際に使用してみました。 男性の手でもしっかりと持てる大きさで、小さな力で開けます。
20121203renovation124




 
 
↓アシスト取手 メーカーカタログ(タチカワブラインド製)
 

20121203renovation123

軽々と動きます!! おススメです。
 
 
 
 
↓和室西側 工事前写真
20121203renovation13




 
↓和室西側 工事中写真
20121203renovation14



 
 
↓和室西側 完成写真 フローリングへ リフォーム
20121203renovation15




 
 
 
↓廊下と和室の敷居 工事前写真1
20121203renovation16



 
 
↓廊下と和室の敷居 工事前写真2
20121203renovation17




 
↓廊下と和室の敷居 工事中写真
20121203renovation18




 
↓廊下と和室の敷居 完成写真 フローリングへ リフォーム

20121203renovation19

 

20121203renovation20

 
15㎜の段差を解消するために、木製の面取り材を使いました。
色を変えることにより、段差の視認性を高めています。
 
 
 
 
↓和室の押し入れの襖は、長年の汚れと破れによりお部屋のイメージを暗くしていました。
20121203renovation46



フローリングと和室の襖、いまひとつ落ち着かない雰囲気でした。
 
 
 
↓シルクの光沢のような明るい襖紙を選び、曲りの調整と取手の取替えを行いました。
出来るだけ襖の重さを軽くして、敷居にはロウを塗り込み開閉しやすいものとしました。

20121203renovation47