福岡 寝室の押入れをトイレにリフォームしました。【ベットのすぐ隣にトイレを新設】
戸建ての和室に、トイレを新設♪ 博多の建築士三兄弟
当初、押入れトイレユニットのご提案もしましたが、大工工事をしてトイレを造り込みました!
就寝前後のトイレにお困りの方などに、見ていただけたらと思います。
トイレですが、歯磨きもできるなど工夫をしています。ぜひ、ご覧ください!
↓寝室の押入れを、トイレに大変身させました。 トイレリフォームの施工事例ブログです。
↓「ご高齢のご家族」のトイレ新設の相談で、ご連絡をいただきました。
早速、専門診断へお伺いしました。
大阪から帰省されていたご家族、福岡で介護をされているご家族と、お話をさせていただきました。
↓専門診断: 8帖の和室、正面に押入れ、その横に造り付けの収納があります。
当初は、トイレ・シャワー・手洗いを新設したいご要望があり、お打ち合わせをスタートしました。
↓まずは、押入れ空間の現状を確認します。 高さや、幅、内装、下地、配管の可能性など…
押入れの内寸は、1,350mm×890mmです。
広くはありませんが、トイレを設置できる寸法です。
↓専門診断では、普段は見えない部分も確認を行います。
特に、給水が可能か、排水はどの方向に流すのかなど、詳しく調べます。
↓床下の状態が完全に分からないため、屋外への排水も検討しました。
直近にある汚水桝を探しました。
↓専門診断で、お客様の現状や、ご要望を把握しました。
キーポイントは、トイレ・シャワー・歯磨きです。
専門診断でお伺いした資料を持ち帰り、お客様に最適な設計を進めていきます。
最初に検討したのは、TOTO製の押入れトイレルーム(既製品)の商品です。
押入れと、右横の造り付け収納を解体して、ユニット商品を入れ込むプランです。
↓事前のご提案で、押入れトイレユニットは不採用になりました。
ユニット内で、シャワーを使うことができますが、水がかかる可能性があるので、ウォシュレットの設定が出来ませんでした。「歯磨きをどうするのか?」という課題もあり、次の検討に移りました。
お客様の要望が合えば、良い商品なので、快適にお使いいただけたと思います。残念…
↓さまざま検討して、ご提案した概要です。
お打ち合わせを進める中で、シャワーのご要望は無くなりました。
トイレ→就寝中でも、すぐに行きたい。
シャワー→それほど急いで移動しなくてよい。
歯磨き→寝室に合ったら便利だな。 優先順位が見えてきました。
↓1回目のご提案です。 一般的なトイレの考えから、個室化する目的で片引きの軽い扉を提案しました。
トイレの設備は、初回で気に入っていただけました。
扉は、もっと解放感があった方が良いということで、片引き扉は不採用となりました。
↓次は、間口を広く取り、介助がしやすいカーテンでご提案しました。
(カーテンのサイズは、お近くのニトリで購入できる既製品規格で考えました。)
(カーテンの色柄は、店頭でお選びいただけたらと考えていました。)
↓最終的に決まったのは、アコーディオンカーテンです。
■決め手は、適度な個室化と、適度な介助のしやすさです。
計画では、出入り口の幅は約1m確保できるので、もう一人横に入り介助することができます。
↓福岡のご家族とは、仕様のお打ち合わせを進めながら、大阪のご家族とはご予算を調整していました。
インターネットのおかげで、遠方のお客様との情報交換がしやすくなりました。感謝
↓仕様のお打ち合わせでは、淡いグリーンの色柄で統一することになりました。
お母様に、楽しんで決めていただけたことは良かったです。
(クリックすると別ページが開きます。)
↓クロス: トキワ ホームページ トイレのクロスの紹介
https://www.tokiwa.net/search_room/bathroom.php
↓アコーディオンカーテン: タチカワブラインド ホームページ カタログの紹介
https://www.blind.co.jp/products/digicata/ebook/ac.html
↓クッションフロア: サンゲツ ホームページ カタログの紹介
https://www.sangetsu.co.jp/digital_book/carpet.html
ご提案した内容でお話合いをいただいて、数日後ご注文をいただきました。
↓ご注文をいただき、誠にありがとうございます。
↓それでは、工事を開始します♪
解体撤去工事を進めながら、詳しく、「下地の状態、給水管の状態、排水管の状態」の調査を進めます。
コンクリート造の建物ですが、内部は木材で仕上げてあります。
↓どこにでもある一般的な押入れのつくりです。
↓床、壁、天井の内装材を撤去しました。 早い段階で、電気工事をしました。
↓押入れの床は、人が踏み込まないので、骨組みの根太や床材は細く薄いつくりになっています。
↓床下からの給水を計画していましたが、変更することになりました。
洗面脱衣室の床下の基礎があり、配管することができませんでした。
↓便器の排水管の穴を開けています。
この他、換気扇、給水管、洗面排水管用の穴を、それぞれコア抜きしました。
↓給排水管と、太い根太を設置して、床の下地工事は完了です。
↓屋外の写真。 便器の裏側に壁排水をして、排水管を接続します。
↓今回は、白い被服をした銅管で給水配管をしました。 少し高額ですが、施工性が良く、耐久性も高い商品です。
↓最寄りの排水桝へ排水管を接続します。
↓既存の給水管をかわしながら、排水管を接続しました。
↓排水桝は、しっかりとモルタルで補修します。
(最近の排水桝は、樹脂製で出来ています。)
↓左官工事 土間部分をモルタルで仕上げています。
↓上流に向けて、配管を接続していきます。
強度の高いVP管(水道用硬質ポリ塩化ビニル管)を使います。
↓便器からの排水が手洗い方向へ逆流しないように(臭気が入りにくいように)別系統で配管しました。
↓最寄りの給水管が、給湯器だったので、写真の様な配管になりました。
途中でカットして、給水を延長します。
↓カット後は、保温管でしっかり保護しました。
↓改めて、内装工事の様子です。 解体撤去工事から~
↓木下地の調整、追加の加工をした後に、石膏ボードを張っていきます。
↓正面には、構造用合板を張ります。
↓手洗い器の下地枠は、既製品です。(TOTO洗面器 LSL570BSFR 下地)
指定の位置、指定の高さに固定します。
床面から、給水と排水をします。
↓構造用合板を切り抜いて、所定の位置に固定します。
↓手すり・手洗い器設置のために構造用合板を使いました。
↓出入り口部分の垂れ壁を作ります。 まずは、下地の骨組みを設置します。
↓木製(既製品)の三方枠を設置しました。 アコーディオンカーテンの土台にもなります。
↓壁のクロス貼りをしています。
継ぎ目をパテで埋めて、ヤスリで平坦にした後にクロスを貼ります。
↓内装の工事が終わりました。 次は、設備の設置に移ります。
↓淡いグリーンなので、清潔感があります。
↓照明/換気扇のスイッチは、取り扱いやすいようにワイドスイッチにしました。
↓便器の専用部材を接続して、本体を設置します。
キレイな床なので、養生には気を配っています。
↓設置のイメージです。 専用部材に接続…。 手洗いは、穴に埋め込む…。 配管カバーも固定…。
↓少しずつ丁寧に工事を進めていきます。
↓小物の紙巻器、リモコン、L型手すりを計算をして、キレイに設置しました。
↓アコーディオンカーテンのレールを固定しています。
↓床のクッションフロアのコーナーに見切り材を取付けます。
↓アルミの見切りを取付けることで、クッションフロアが剥がれるのを防ぎます。
↓最後に、スリムな鏡を設置します。
↓狭い空間にも設置できる鏡です。 TOTO製の上質な鏡でした。
↓やっと、工事が完了しました。 屋外からご紹介します。
↓換気扇の屋外フード 錆びにくいステンレス製です。 隙間は、変性シリコンで防水しています。
↓配管は、下流に向かって流れます。
↓排水桝まわりのモルタルも乾燥してきました。
↓理想的なトイレになりました。 清潔な印象で、個人的にも気に入りました。
↓紙巻器は、2巻タイプをおススメします。
↓ウォシュレットのリモコンです。
リモコンの上面にある「洗浄ボタン」を押すと、大・小で流すことができます。
座りながら洗浄できるので、ご高齢の方でも楽です。
↓手洗い器の仕様点検。給水・排水OK!
↓明るいLED照明を採用しました。
(寝室の隣なので、通常より照度を一段下げた商品にしました。程よい明るさで、良い感じです。)
トイレの換気扇は、支障が無ければ24時間換気をおススメしました。
↓完成♪ アコーディオンカーテンを閉めました。
出入り口の幅は、1m確保できています。
↓快適なトイレが出来上がりました。
お母様に大変喜んでいただけたので、わたしたちも嬉しくなりました。
この仕事をしていて良かったな~ と、思える瞬間です。
ありがとうございました。
↓今回の便器にも採用されている「トルネード洗浄の動画」です。TOTO USA
(クリックすると、別のページが開きます。)
↓TOTO ホームページ 【 トイレ全般 】の紹介ページ
https://jp.toto.com/products/toilet/index.htm
↓TOTO ホームページ 【 ウォシュレット 】の紹介ページ
https://jp.toto.com/products/toilet/washlet_s/
↓お母様の笑顔が、とても印象的な仕事ができました♪ ありがとうございました。
↓トライクルハウス株式会社のホームページもご覧ください。 あなたのお役に立ちます!
トライクルハウス株式会社の電話番号は、092-791-1801 お気軽にご相談ください。
トライクルハウスの所在地: 福岡市南区高宮1丁目9-18
■工事内容:TOTO製 トイレのリフォーム(便器交換工事)ピュアレストEX 福岡
福岡 住宅リフォーム会社 (TOTOリモデルクラブ正会員) 博多の建築士三兄弟
■今回は、レストルームの工事の様子をご覧いただきます。
「 冷たく感じる、タイルづくりのトイレリフォーム 」参考にしてください。
■お客様のご相談内容:
お得意様のご紹介で、ご依頼をいただきました。
『古くなった便器の交換をお願いしたい。』
『タイルの床のせいか、寒さを感じる。』
『温かみを感じる清潔なトイレにしたい。』
ご相談ありがとうございます。 ご予算に応じた、最適なご提案をいたします。
■住所:筑紫野市武蔵ケ丘
↓無料診断:現状の便器や、床・壁・天井、照明、電源の有無について確認します。
注意点
タイル床は、冷たくて掃除が難しい。
腰壁のタイルの状態は、割れもなくキレイに使われている。
暖房便座では無いので、専用の電源が無い。
水栓の位置は、問題なし。
↓上を見上げると、
注意点
換気口は、あまり使われておらず、すす汚れが目立つ。
壁は、漆喰塗でひび割れはしていない。 少し汚れが見られる。
↓天井面は、
注意点
白熱電球の照明は、少し暗さを感じる。
天井は、化粧合板に少し雨染みが残っている。原因は不明。
↓拡大して見ると、
なんとなく、冷たく感じるタイルを何とか、温かみのある壁にしたい。
しっくい壁の「和」の表情から変化させたい。
↓ラススケッチを描いて現状を確認
図面を書くと、少しアイデアがわきます。
天井の照明の位置を中央に移動させようか、、など。
お客様とお話しする中で、便器本体は決まりました。
節水機能があり、価格的にもお手頃なこの商品にしました。
↓TOTO製 ピュアレストEX ウォシュレット S1A
2度目のお打ち合わせで、ご予算に合った工事内容が決まりました。
床: 木目調のクッションフロアへ リフォーム。
腰壁: 光沢のある化粧パネルへ リフォーム。
壁: お好みの壁紙へ リフォーム。
天井: お好みの壁紙へ リフォーム。
その他: 換気口の交換 ・LED照明の新設。
正式なご依頼をいただきましたので、工事に必要な材料を発注いたします。
ご注文から1週間ほどで、工事にお伺いしました。
↓今回は、2日間に分けて工事を行いました。
工事前の写真です。
↓便器を撤去しました。
外部から電源を引き込みました。
↓床にパネルを設置して、専用のビスで固定しました。
あれこれと、床の排水管の手直しをしています。
↓腰壁のパネルをタイルの上から設置しています。
現況のタイルは、ひび割れもなく しっかりしていたので、上から被せる
カバー工法を選びました。
※ひび割れがある場合は、撤去をして壁を作り直すことをおススメします。
↓クッションフロアを貼らずに、便器を仮設置。
↓便器の撤去、電源の引き込み、パネルの加工や、備品の設置に時間がかかりました。
工事の途中ですが、1日目完了。
↓欄間と天井に6ミリのベニア板を設置して、壁紙貼りに備えます。
LED照明を新設したのでとても明るくなりました。
↓内装の職人さんとの時間を調整して、便器を仮撤去します。
↓クッションフロアの貼り付ける接着剤を塗っています。
↓優しい印象の木目調にしました。
職人さんには、いつも通りに丁寧な仕事をしてもらいました。
↓壁紙工事が完了しました。
今回は、しっくい壁にひび割れもなくしっかりとしていたので、プライマー処理(下地補強・接着力向上)をして、その上に壁紙を貼りました。 凹凸もなく、平たんに貼りています。
↓便器の設置 準備中
※手間のかかることですが、便器の下にクッションフロアが入り込むように
工事をしています。 将来、床の隙間の汚れで、困らないようにする配慮です。
↓もう一度、便器を設置します。
↓本体と、床の隙間から水が入らないように、シーリング工事をします。
↓今回は、透明のシーリングを採用しました。 床の木目の表情に影響が少ない。
↓新しく電源を引き込んで、専用のコンセントを設置しました。
↓既存の給水ルートを使って、パーツを新しくしました。
↓完成しました。
手洗い付きのトイレです。
↓最近のウォシュレットは、ボタン一つで取り外すことができます。
簡単にお掃除ができるのが嬉しい。
↓床・壁・便器本体を含めて、平たんで光沢のある素材になったので、
お掃除がしやすくなりました。
↓光が反射して、レストルームが明るくなりました。
暖色系の色で統一したので、以前よりも暖かみのあるレストルームになりました。
↓多機能なリモコンも魅力です。 リモコンで、便器を洗浄できます。
↓お客様のお気遣いに感動しました。 ありがとうございます。
心癒される時間をありがとうございます。