■福岡市南区高宮 タイル風呂からユニットバスへ リフォームしました。
福岡 不動産・リフォーム会社 博多の建築士三兄弟
(福岡県宅地建物取引業協会会員・TOTOリモデルクラブ会員・西部ガスリビング指定販売店)
どんな工事をしているの~?
■戸建て住宅の浴室のリフォーム事例の紹介です。
工事の様子を中心にご紹介したいと思います。
↓浴室工事のビフォー・アフター (工事途中からの写真です。)
こんなにキレイになります。
■ご相談の内容
以前からお付き合いのあるお得意様からのご相談です。
「30年を超える住宅です。」
「浴室・洗面脱衣室・給湯設備が古く使いにくくなっているので、相談に乗ってもらいたい。」
「浴室はタイル床が冷たく、洗面脱衣室の床の状態が悪い。」
「快適にお風呂に入れるようにしてほしい!」
ご相談ありがとうございます!
早速、専門診断へお伺いします。 何でもご相談ください!
↓専門診断 タイル製の浴室
ステンレス製の浴槽: 表面の金属は、ステンレスらしくキレイに輝いていますが、冷たさを感じます。
壁と、床は、上質な磁器タイルが貼られています。高級な仕様ですが、とっても冷たい。
天井は、樹脂製のバスリブが貼られています。
↓浴室のタテヨコの寸法を確認して、どのサイズのユニットバスが入るの検討します。
※写真で測定している横幅が、ユニットバスのサイズに影響しました。
(左右のタイルを剥ぎ落さないと、規定のサイズのユニットバスが入りません。)
洗面脱衣室の床は、下地の板が湿気により傷んでいます。 歩くと、少し下がる感覚でした。
床の補修工事も必要です。
↓浴室には、段差が20cmほどあります。
安全のためにも、段差の無いユニットバスをご提案したいと思います。
↓現在、引違のアルミ製の扉があります。
お客様より、リフォーム後も「 引違にしたい 」ご要望がありました。
浴室には、大きめの換気用の窓があります。
この窓の取り替えが必用か、検討が必要です。
↓ホーロー製の洗面台は、塗膜が劣化しています。 シャワーが使えるようにしたい。
↓浴室の各部分の寸法を細かくチェックします。
↓窓付きの浴室は、窓を開ければ換気が出来るせいか、換気能力の小さい換気扇が付いていることが多いようです。
換気扇は故障していました。
浴室の換気扇は、浴室・脱衣室まわりの木部を腐食から守ることに役立ちます。
24時間換気をおススメします!
↓脱衣室の天井は、以前の電気工事の際に雑に切り口が残されていました。 (別会社の仕事。)
何とかキレイにしてあげたい!
↓屋外スペース:浴室の窓の外側には、防犯用の格子が付いています。
お客様と相談して、予算を抑える目的から、アルミサッシを再利用する計画で進めることにしました。
↓次は、古くなった電気温水器を確認します。
電気温水器の廻りは、木材と、樹脂製波板で囲んでありました。
商品の取り替えに必要なスペースがあるのか確認。
↓ナショナル製の電気温水器 型式:DH-4668 タンクの容量は、460 Lです。
旧式の電気温水器から、エコキュートへ交換したいと思います。
↓エコキュートへの交換のご提案。
浴室内の配管が古くなっているので、エコキュートから配管をつなぎ直します。
(給水・給湯・ふろ配管をつなぎ直すと、これから10年~20年安心してお使いいただけます。)重要!
↓今回のユニットバスの提案はこちら!
飾らずスタンダードな仕様です。
↓ユニットバスの平面図。 現地で確認した寸法を元に、設置可能なユニットバスをご提案します。
下が、入り口側。 左が窓側です。
↓ユニットバスの断面図。
洗面脱衣室と、ユニットバス床面の 高さの差は、わずかになります。
↓ユニットバスの断面図。 正面に窓が設置されます。
ユニットバス下の土間面は、赤いラインまで下げないといけません。
現在のタイル土間から、約20cm掘り下げイメージです。
↓次は、洗面化粧台。 吊戸棚もご提案することにしました。
使いやすい横幅75cmの洗面化粧台です。
壁面に、シャワー水栓が設置してあるのと、広いシンクが特徴です。
見た目がスッキリとする三面鏡がおススメです。
↓洗面脱衣室の床材は、クッションフロアを使用します。
お客様のお好みでラルフビーチを選びました。
↓クッションフロア。 特徴のある木目の模様です。
↓洗面脱衣室の壁紙は、装飾の少ないシンプルなものを選びました。
↓住宅設備4点と合わせて、内装もキレイにしました♪
今回は、ユニットバス・洗面化粧台・エコキュート・便器・ウォシュレットの交換をご提案♪
新築から同じ時間が経過した住宅設備は、だいたい同じ時期に機能性が下がります。
同じタイミングで交換をすることで、将来のメンテナンス費用を抑えることにつながることが多いです。
↓ユニットバスの提案書
今回は、クリナップのユアシスをお選びいただきました。 ユニット内の保温性が特徴!
↓洗面化粧台の提案書
今回は、クリナップ製のファンシオをお選びいただきました。
最初のご相談から、ショールームのご見学、ご提案、ご検討の期間を合わせると、3週間ほどかかりました。
いろいろと、お打ち合わせを進めて、ご依頼いただくことになりました。
ご依頼、誠にありがとうございます!
頑張って、キレイに工事をいたします!
商品をメーカーへ発注をして、2週間後、ユニットバスの納品の3日前に、解体工事に入りました。
1日目:浴室の解体
2日目:浴室の下地調整・土間づくり
3日目:コンクリート土間の養生
4日目:ユニットバス本体は、メーカーの責任施工!
↓それでは、工事を始めます!
最初に、床面のタイルをハツリ取ります。
↓左右の壁は、横幅を確保するために、タイルを撤去します。
↓換気窓のアルミサッシは、そのまま残します。
出入り口の引違い戸と、間仕切り壁を撤去します。
↓不要な天井のバスリブも撤去しました。 天井裏が見えます。
換気扇も撤去しました。 ここへ、新しい換気扇の排気口を繋ぎます。
↓床のタイルを剥がずと、ステンレス浴槽も取り外せます。
洗面脱衣室の床材も撤去します。
↓窓側のタイルは、表面のタイルのみをハツリ撤去します。
黄色いタイルは、予算を抑えるためにそのまま利用しました。
↓天井と、垂れ壁を撤去しました。 下地は、土壁で作られていて、仕上げは漆喰でした。
↓洗い場まわりの土砂を取り除くと、浴槽が取り外せます。
ステンレス製のため、思った以上に軽く感じました。
廊下から搬出します。
(浴室から、屋外までの搬出ルートを確保するために、廊下の扉を取りはずしたりする事もあります。)
↓浴槽の下は、だいたいこのようになっています。
(ここの排水管が詰まっていることもあります。)
↓窓側壁の表面タイルを撤去しました。
↓浴槽下のコンクリートもハツリ撤去して、排水管を取り出しました。
新規の排水管を延長していきます。
↓排水管の延長工事中です。 丸の位置まで排水管を延長します。
↓斜線部分は、ユニットバスの脚などが配置されるので、配管ができません。
↓コンクリート土間の設置準備。 水平面の高さを設定しています。
↓レーザーで高さを設定して、水平を確保します。
↓各ポイントへ水平面を設定します。
↓コンクリートの下地として、砂利をまきました。
赤丸の部分から、給水・給湯・ふろ配管・リモコン配線を 新しく引き直します。
↓古い配管は、鉄管だったため閉じて使わないことにしました。
エコキュートも合わせて交換をすることで、それぞれを繋ぐ配管も交換できます。
セットで見直すことをおススメします。
規定の場所へ、新しいリモコンの配線を準備。
↓次は、洗面脱衣室。 床の下地材を撤去しました。
半数の骨組み(根太)が、本来の強度を無くしていました。 湿気による影響と考えられます。
同じサイズの骨組みで補強します。
↓根太を補強して、床下地材を仮置きしています。
ユニットバス本体の設置完了後に、本格的な床の工事を行います。
↓コンクリートを打設しています。 コンクリートは、セメント・砂・砂利・水を混ぜて固めます。
赤いレーザーの基準を利用して、水平面にしていきます。
↓コンクリートを、金コテで仕上げました。
コンクリートが固まるのを待ってから、ユニットバスを設置します。
↓ユニットバス設置前 浴室上部
屋内の下準備が出来ました。
コンクリートが固まるのを待ちます。
後日、屋内の配管を済ませて、ユニットバスを組み立てます。
↓屋外の工事です。 電気温水器を撤去します。
↓電気温水器の撤去後、床面の汚れを洗い流しました。
既存の土間コンクリートを利用して、固定用のアンカー3本を設置します。
↓設置予定のエコキュートの梱包写真。(高宮店で撮影。)
三菱製エコキュート 型式: SRT-WT372
↓貯湯ユニット本体を、アンカーボルトで固定しました。
↓貯湯ユニットの正面図 以前よりコンパクトになっています。
繋ぎ口が数多くあります。 それぞれキッチリと接続します。
↓右隣には、ヒートポンプユニットを設置しました。
↓ヒートポンプユニットの正面図
↓配管の接続が終わったら、正面の蓋を閉じます。
↓丸印の裏に浴室の穴があります。
配管・配線を新設しています。
↓新しい配管のイメージ図です。
↓配管と、配線を束ねて、キレイに化粧カバーをしました。
↓壁に開けた穴も、化粧プレートで埋めました。 キレイに仕上がりました。
↓屋外の工事が完了しました。 エコキュート本体の設置完了! 残るは、電源工事・・・
↓電気工事を行いました。
電気温水器の時には、屋外にタイマーを設置していましたが不要になるので撤去しました。
これからは、エコキュート内臓のタイマーで電気を管理します。
↓電気配線のイメージ。
旧式の電気温水器から、エコキュートへ交換するために、電源ルートの新設が必要です。
後日、ユニット内の給水・給湯配管を行い、ユニットバスの設置工事を行いました。
↓ユニットバスが設置されました。 出入り口の写真
ユニットバス本体は、右側の隙間を見ると、既存のタイルを撤去して、やっと新設できたことが分かります。
ギリギリの設置でした。
↓換気扇用のリモコンの設置準備中。
引戸のため、正面の脇壁が少なくリモコンが設置できません。
いろいろと設置場所を検討した結果、右側に引き出すことにしました。
↓ユニットバス出入り口の上部、垂れ壁を作っています。
天井の下地はそのまま。 後ほど、壁紙を貼ります。
↓細かい所までキレイに施工 ♪
↓壁の石膏ボードを張り進めます!
↓次は、洗面脱衣室の床の工事!
洗面化粧台と、洗濯防水パンの排水管の手直しをしています。
↓コーナーの骨組み(根太)も補強します。
↓洗濯防水パンも交換しました。
↓床の下地材を張り終えて、クッションフロアを貼る準備をしました。
排水用の穴を2か所開けています。
↓洗面脱衣室の天井面。 パテ埋めで、キレイに下地が出来ました。
↓壁面の下地もキレイに準備。
↓仕上げ工事の前に、キレイにお掃除します♪
↓クロスと、クッションフロアの工事が完了。 キレイに変身!
↓タイルは、以前のままですが、とってもキレイに見えます。
↓とっても明るくなりました。
↓動きも軽い引戸の扉
↓隅々までキレイになりました。
↓クッションフロアも良い感じ。
↓洗面化粧台の仕上げ工事 配管を接続しています。 最終調整
↓こんな洗面化粧台です。
↓広々シンクと、シャワー水栓がおすすめ!
↓吊戸棚の収納量 大 お役に立ちます。
↓三面鏡の背面には、収納がいっぱい。
↓くもり止め機能付き
↓水を出してみます。 軽いレバーで吐水できます。
↓手元レバーで簡単にシャワーへ切り替わります。
↓シャワーを引き出して、使用することもできます。
↓吊戸棚を設置するために、背面の壁を補強しています。 吊戸棚は、とっても役に立つ!
↓軽い引戸 こんなイメージ…
↓出入り口の段差はわずか。
↓手すりも付いて、浴槽の高さも低くて 何かと安全に配慮してあります。
↓可動式のシャワーフック
↓広々とした浴槽です。
↓フタ置きが浮いたいるのも良いですね。
↓ランドリーバーを使って、洗濯ものの乾燥が出来ます。
↓既存のアルミサッシを利用しても、キレイに納めることが出来ました。
↓額縁もキレイに納まりました。
↓窓を扱わないことで、コストダウンを実現しました。
↓スタンダード仕様ながら、使いやすい混合水栓を採用。
↓洗面器を置ける台
↓大きめのシャワーヘッドで、水滴が広がります。
↓エコキュートのリモコンは、扱いやすい高さに設置しました。
↓浴室乾燥機のリモコンです。 換気・暖房・乾燥・24時間換気 機能
浴室は、24時間換気をおススメします。
↓天井面の 浴室換気乾燥機
ユニットバスの工事写真はここまでです。
↓隣のトイレの 便器の交換と、床のリフォームをしました。
(同じクッションフロアを貼りました。)
ご依頼、誠にありがとうございました。
↓ユニットバスの イメージ写真1
↓ユニットバスの イメージ写真2
↓ユニットバスの イメージ写真3
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↓安心・快適になる♪ ユニットバス リフォーム
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↓トライクルハウス株式会社ホームページ 博多の建築士三兄弟
↓クリナップ バスルーム ホームページ 「ユアシス」
https://cleanup.jp/bath/yuasis/index.shtml
↓2022年6月26日 追記 :タイル浴室をピカピカにリフォームしました。施工事例ブログ
浴室に関連のある施工事例ブログのご紹介です。
■ マンションのタイル浴室で困っている方に見ていただきたいブログです。
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