食育につながる『糸島の無農薬野菜の農家』をご紹介します。
トライクルハウスでは、家づくりやメンテナンスでお会いするご家族に、
「衣食住のバランス」や「食育」のお話をすることで、『豊かな食卓づくり』の
重要性をお伝えしています。
建築士三兄弟は、祖父が桶職人だった建築家系の家族に生まれ育ったため、
農家との関わりや、農作物に触れる機会は全くありませんでした。
技術者として家づくりに関わる中で、化学物資の建材や工業製品のあり方に
疑問を感じ、安心・安全な住まいとは何か考えるようになりました。
また、親となり子供の成長を見守る中で、住まいだけではなく、身にまとうものや、
食べるものの選ぶ力を養わなければならないと実感するようになり、
「安心・安全な衣食住のバランス」の重要性を感じるようになりました。
どうしたら良いのか答えが見つからないまま時が過ぎていくなかで、
「食育」という言葉に出会うことになりました。
『 食育 』は、『 知育・徳育・体育 』と同様に生涯にわたって人を育むもの、、、
というフレーズに、とても関心を持ち。それから、「食育インストラクター」という
役割・資格の勉強し、仕事のなかでも活かそうと考えるようになりました。
今回、紹介する農家「鍛治邦之氏 (かじ くにゆき)」は、食育インストラクターの
講師も務める野菜ソムリエです。〇〇ソムリエという横文字の似合う風貌では
ないですが、無農薬の野菜づくりにかける想いや、糸島の棚田を守る精神は、
同じモノづくりをしている人間として見習いたいところが多くあります。
↓「かじさん」と呼んでいます。 講義のワンシーン
棚田自然ふれあい農園 「通称:タナふれ」
農園のキャッチフレーズは、
「
農薬をつかわず 元気豊かな土と有機肥料で育てた元気野菜」です。
福岡県糸島市二丈福井の「タナふれ」は、二丈の海に流れる加茂川沿いの
谷間にあります。
↓国道旧202号線から入口が見えます。
↓入り口の様子。「加茂ゆらりんこ橋」を目指していくと山の中腹に「タナふれ」はあります。
↓タナふれで出迎えてくれるのは、ニワトリと、早朝5時起きの鍛治さん!
この日は野菜の収穫を手伝いました。
収穫した野菜は、レストランへ直売されていたり、宅配でも販売されています。
大野城市のトライクルハウスでも、ご近所の方へお配りしています。
↓棚田でつくられた畑へ収穫に行きます。長~い道のり
↓「タナふれ」を歩き廻って収穫した無農薬の野菜!
8月上旬のこの時期は、生で食べられる野菜が多くあります。 無農薬!
玉ねぎ、オクラ、ピーマン、モロヘイヤ 深い味わいと、野菜特有の甘味があります。
実際に育つ野菜は、農薬を使わず、海藻や貝殻を混ぜた有機肥料で大きく育っています。
↓オクラ 花びらも食べられます
↓ピーマン 彩り豊かに育っています。 果物のようですが野菜です。
↓ピーマンの一種で バナナクリーム
実際に野菜の回りには、多くの虫や動物が住んでいます。
夏場は、昆虫が!冬場はイノシシが野菜を食べに来ます!
無農薬の野菜作りでは、自然なことのようです。
タナふれでは、四季折々の野菜が栽培されています。
私の子供たちは「タナふれ」に訪れてから、野菜を好んで食べるようになりました。
子供たちは、土に触れ、種をまき、収穫することで大きな心の変化も起きました。
大げさではなく家族の笑顔が増えたといえます。大地のチカラかもしれません。
皆さんも、「食育」の一環として、生活の一部として「タナふれ」・「農家」を覗いてみてはいかがでしょうか?
この夏の野菜の食べ方をお勧めいたします。
↓玉ねぎとピーマンを薄くスライスしたサラダ
↓ゴーヤを塩もみしてツナマヨネーズの和えに(左)
↓モロヘイヤとオクラのきざみサラダ(左)
↓彩り豊かなピーマンのあぶり焼き(右)スペアリブとともに
↓ 棚田自然ふれあい農園「通称:タナふれ」 の鍛治邦之さん
2011年10月の体験農園の写真(栽培している人参の話で盛り上がりました。)
住所は、福岡県糸島市二丈福井1977
今後もタナふれの紹介をしていきます。お時間がありましたら、体験農園も
ご参加ください。
トライクルハウスのすすめる食育活動は、生産者と消費者を直接つなぐ
お手伝いと、お客様の食卓を豊かにするキッチンづくりです。
今後も、「玄米食のススメ」や、「素敵なキッチンづくり」のアドバイスなどを
お伝えしていきます。
【食育建築工房】「自然素材でつくられた 家族が元気になる家づくり。」
トライクルハウス株式会社 建築士三兄弟
http://www.tricyclehouse.co.jp/index.html