■福岡 地震・停電対策 非常用照明をリビング・玄関へ設置 提案! 防災住宅 博多の建築士三兄弟
熊本県、大分県で、断続的に発生の地震により被災をされました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
熊本県・大分県を中心に九州の各地で地震が起きています。
私たちは建築士として、何らか気付いた点を、防災に役立つ情報として、お伝えできたらと思います。
↓そこで今回は、一般の住宅にはほとんど設置されていない、非常用の照明についてご提案します。
↓夜間の地震で、急に真っ暗になる停電。 緊急の避難時には、懐中電灯を探すのは大変です。
↓今回は、停電時の非常用照明について、ご提案します。
リビングに、非常用のLED照明を設置
↓停電時 非常用照明のススメ
↓パナソニック製の非常用照明 一例の商品です。 絵にすると、こんなイメージです。
黄色部分がLED照明になっており、天井から床面を照らします。
↓急な避難を目的として、足元を照らす非常用の照明を設置する。
停電時は、玄関までのルートが暗闇になることが考えられます。
↓生活の中心にあるリビングから、避難方向へ向かう天井部分に、非常用の照明を設置
避難方向への道しるべになります。
↓窓明かりの全くない玄関廊下では、真っ暗になります。
玄関ドアの上部へ非常用の照明を設置
↓一例ですが、非常用照明のサイズです。
↓非常用照明の写真
↓非常用照明の姿図
停電時は、蓄電池からLED電球へ電気が送られ、明るさを保ちます。
↓直付型(天井に穴を開けずに設置できるタイプ)の一例
↓設置するためには、常時100Vの電源が必用
■非常用照明の設置 デメリットと、注意点!
・日頃から、懐中電灯の備えがあれば設置は不要。
・1か所3万円程度と高価。
・100V接続の工事が必用なうえ、電線の配線が難しい。(天井を切り取る、大掛かりな工事になる可能性がある。)
・非常用の照明は、避難を目的としているので、光を照らす時間は30分程度と短い。
・停電時の長時間の照明には向かない。
・照明の光の強さは、足元を照らす程度で、それほど明るくない。(高額になれば、明るい商品もある。)
・蓄電池に寿命があるため、定期的な点検と、4~6年サイクルでの蓄電池の交換が必用。
メリットを感じる方は、ご検討ください。
新築の住宅には、組み込みやすいと思います。
既存の住宅には、電気の専門家に相談が必要です。
懐中電灯で、代替できる商品がないか? 引き続き調べてみたいと思います。
また製造メーカーには、良質な商品の開発を願います。
追伸
↓ 朝日電気株式会社より、下記のような商品もありました。 (充電式LED安心照明)
http://www.elpa.co.jp/product/di01/elpa418.html
↓パナソニックより、下記のような商品もありました。(明るさセンサ付ホーム保安灯)
http://www2.panasonic.biz/es/ai/products/search/search?dep=densetsu&c=search&hinban=WTF4088W
今後の家づくりに活かしてください! 博多の建築士三兄弟
↓2016年4月28日追記
充電式LED安心照明 TDH-1000 を購入してみました。
停電対策・急な非難のために活用してください。
↓もしもの時の停電時にパッ!と 自動点灯!
商品は、手のひらサイズでした。
↓急な停電でも、安心の明るさ!
光源は、白色1W LED×2灯 (60ルーメン)
↓切り替えスイッチも使いやすく設計されています。
AUTOモードでは、停電時に自動点灯します。
↓背面の取り付けプレートを使うと、壁の様々な場所に取り付けが出来ます。
↓背面の蓋を開くと、ニッケル水素充電池が使われていました。
電池も、オプションとして購入出来るようです。
↓商品に関係の無い写真ですが、アマゾンで購入した充電池の写真を撮ってみました。
↓懐中電灯の代用品としても使えると思います。
ただし、懐中電灯として使用するためには、日頃から通電して充電しておく必要があります。
メーカーのホームページを見ると、「生産完了品」の記載がありましたが、
インターネットで販売しているショップがあります。
今回は、防災に役立つ情報を集めてみました。 博多の建築士三兄弟