おもいつき小話

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Illmatic 20周年記念

2014-04-20 22:09:41 | Rap/R&B
ようやくNasの「Illmatic 20周年記念盤」を手に入れた。ラップアルバムで10周年、20周年と出ているアルバムは他に無いんじゃないかなぁ。1994年に発売され「クラシック」となったまさに名盤。
アルバムは10曲40分と短い。それだからもう少し聴きたいと思い今でも聴き続けられるのかもな。頭から通して聴いても飽きない。
DJプレミアやピート・ロック、Qティップ、ラージプロフェッサーなどニューヨークの有名所がプロデュースし若干20歳のナズがラップを乗せて行く。この後も各人との絡みはあるが、デビュー作で一同に会するってのは他のラッパーには無いよな。

個人的にはナズがラップを聴くきっかけになったラッパーだからより特別な存在になっている。18歳の時に突然何か新しいジャンルが聴きたいと思い、読んでいたファッション雑誌のCD紹介コーナーにナズのアルバムがあった。
ラップだけでなくロックやポップスなど洋楽が10枚ほど載っていて、何の知識も無かったからとりあえずジャケットを見てナズを買う事に。洋楽はテレビで流れているのを聴くくらいでCDも1枚も持っていない状態。国内盤と輸入盤の違いも分からず、ただ安いからという理由で輸入盤を購入。
当時は驚いたね。歌詞が入っていない!ジャケットのみ…邦楽しか聴いていなかったからちょっと衝撃。
歌詞は置いといてとりあえず聴いてみたが、何かワケ分からなかったなぁ。それが最初の出会い。そこからエミネムとかネリー、50セントなど流行っているアルバムを聴いている内に徐々に免疫が出来てついて行ける感じになったよ。

そこから1000枚以上ものアルバムを買う事になるとはなぁ。バイト代の1/3はCD代だった。
でもこのラップからR&Bやソウル、ファンク、そしてジャズやレゲエなど色んな音楽が勉強出来たから良い出会いだったと思う。
もしあの時に違うアルバムを選んでいたらどうなっていただろう。
ロックだったらギターでも買って弾いていたのかな?はたまたエレクトロとかで激しく踊っていたのか?

まぁ絵も好きだったからグラフィティも知る事が出来て良かったよ。意外と近くの町のシャッターなんかにも描かれてて楽しさが広がった気がする。
ヒップホップカルチャーの歴史も面白いしね。

もう12年以上も聴いているのか~。音楽をしっかり聴き始めたのが10歳くらい。そこから邦楽を8年聴いたとなるとブラックミュージックの方がキャリアが長いって事だよな。
今後もまだまだ学んで行って楽しめれば良いなと思う。

今回のアルバムを聴いて原点を思い出した気がする。たまには振り返ってみるのも良いな。そんな時はまた「Illmatic」を聴こう。

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