MLB オールスター2015

今日は1年に1度のお祭り「オールスター」が行われた。
今年は20代の若手選手が多く選ばれている。スタメンで見てもア・リーグは昨年のオールスターMVPのトラウトが23歳、首位打者を取ったアルテューベが25歳、ナ・リーグは最年少22歳のハーパー、23歳のペダーソン、25歳のリゾなど20代前半から中盤までの若手が揃った。
控えを見ても25歳前後の選手が多く今後10年はチームとリーグを引っ張って行くんじゃないかなぁ。
初出場選手が多かったがおなじみの選手もちゃんと選ばれている。

先発はア・リーグがアストロズのカイケル、ナ・リーグがドジャースのグリンキー。
これだけ良い投手が揃っているとなかなか点が取れないが、いきなりア・リーグのトップバッターのトラウトがホームラン。逆方向への一発で先制。
2回裏はナ・リーグがヒットでつなぎペラルタのタイムリーで1-1の同点に。

その後はお互い無得点で回が進み、中盤の5回にゲームが動く。
5回表はドジャースのエース、カーショーが登板。ヒットとフォアボールでランナーを溜めてフィルダー、ケーンの連続タイムリーでア・リーグがこの回2点取り3-1。
ナ・リーグの反撃は6回裏、パイレーツのマカッチェンのホームランで1点返し3-2。

7回表はマチャドのタイムリーとフィルダーの犠牲フライで2点取って5-2とア・リーグが点差を広げる。
8回表はドージャーのホームランで6-2とさらにリードを広げる。

9回裏はクロフォードの犠牲フライでナ・リーグが1点返すものの6-3で試合終了。
今年はア・リーグが勝ち、MVPには先頭打者ホームランを放ったエンゼルスのトラウトが2年連続の受賞。
2年連続は史上初で歴史に残る結果となった。まだ23歳だから何回も取れる可能性もあるよな～。

負けてしまったナ・リーグだが印象は悪くないと思う。
特に投手だが、6回に投げたメッツのデグロムと9回に投げたチャプマンは3つのアウト全て三振で取っている。
圧巻はチャップマン。今日はなんと103マイル「166キロ」を投げた！
もともと160キロは当たり前の投手だが、それ以上のスピードを次々出すとは…対戦したバッターはほとんど振り遅れていた。
いつ観ても楽しい選手だよ。
ただレッズが日本でほとんど放送されないから観る機会はかなり少ないのが残念。日本人選手が唯一所属した事が無い球団なので余計に遠く感じる。

ホームランに剛速球と豪快な野球を堪能出来た良いオールスターだったな。
2日の休日をはさんでいよいよ後半戦が始まる。
どのチームがプレーオフに出場出来るのか大事な時期。トレードも今月末には頻繁に行われるだろうからチェックしていかないとね。