こんばんは。
3か月待ちと言われた納期が一転、2ヶ月掛からず、この週末ヴィヴィッドなブルーを纏ったワゴンRが我が家にやって来ました。
スキーエクスプレスだったノアの代替なので、当然家族3人分のスキー荷物が積めること、それからMTかつ4WDが条件でした。
もう一台あるホンダビートの影響でここ数年MTの運転が楽しくて仕方なくなってしまっていて、トランスミッションはMT一択。
この頃はMTと言うだけで選択肢がかなり限られ、そのうえ4WDとなるとほんの一握り。
ノアからは、だいぶ小さくなりますが、3人とそのスキー板/3泊程度の荷物は積載可能。但し、3人の場合はルーフキャリアが必要です。
そろそろモデルチェンジを控えていると言われる現行MH85SワゴンRですが、モデルチェンジされちゃうと、ハスラーの様にMTが無くなっちゃう危険大と思い、わざわざ末期となっている現行モデルを選択しました。
このワゴンR、スタイルは結構気に入っていて、フィアットウーノの様なイタリアンデザインと国産ミニバンを融合した様な優れたデザインだと思います。4代目キャリイ、フロンテクーペや初期のワゴンRの様にスズキはデザインを時々イタリアのデザイナーに依頼するのですが、このMH85S ワゴンRもその一つではないでしょうか?初期のワゴンR同様マルチェロガンディーニ辺りが関わっているかも知れません。各ピラーの角度、ドア、窓の切り取り方、どれも秀逸。またBピラーを境とした前後セクションの分け方もお見事です。テールランプのデザインだけは妙にダサいんですが、コレは日本のユーザーレベルに合わせてスズキがワザとダサくしたのでしょう。
早速、慣らしでドライブへ。この週末でとっとと1000キロ走ってしまうつもり。
まず、ディーラーからクルマを受け取ったその足に通販で買った後付タコメーターを取付。MTを選べるのはタコメーターの付かない最下級グレードFAだけなんです。想定ユーザーが地方のMTしか運転出来ないおじいちゃんなんでしょうね(あ、自分もかな?)。でもタコメーターの取付は簡単、運転席足下にあるOBDコネクタに挿すだけでした。現在取付位置を吟味していて、位置を変えられるように、テープで仮止め中。
このPivotのGT60タコメータ、レスポンスもよく(試しにノアに付けたところ標準のタコメータより反応が素早かった)結構イイです。
この週末に1000キロ走った印象など。
エンジンはトルクがあり滑らかで静かでスムーズ、3気筒でスムーズに回るこのフィールはちょっとびっくり、ノアの4気筒エンジンもかくやといった感じ、ビートとの30年差を感じますね。MTではそのエンジンフィールをダイレクトに味わえて楽しい。
パワーも一般道では十分あり、2-3速で引っ張ればそれなりに速く走れます(これがMTの醍醐味)。ビートより低速トルクがあり、ブン回さない街中モードの通常ペースでは64PSのビートより49PSのワゴンRの方が速い気がします。(但しワゴンRはビートのように8500rpm迄回らない)
シフトレバーは、30年前に会社の同期が持っていた初代FFスターレット同様スカスカとした操作感。まあ普通でしょうね。
ボディはビックリですよ。なんと4WDでも780キロしかありません。これは他メーカー車よりも100キロ前後軽量な筈、でも剛性が落ちているとか感じないです。ちなみに一見軽いと思われるビートもほぼ同じく760キロ。オープンボディなので意外と重い。
ハンドリングは、コーナーでは限界を掴みやすく、155サイズなりによく踏ん張り、直進性も悪くないです。
乗り心地もサスがよくストロークする感じ。軽い割にずっしりとしています。
騒音も静か、ノアと遜色ないレベル、ただし足回りからの騒音がよく聞こえますね。
燃費は、最初の給油では20km/Lちょっとでしたが、2回目は何とカタログスペック以上の25.3km/L、しかも燃費に不利な降雨と時速100キロで4000rpm以上回る高速道路が半分。なんだかんだ言っても、やはりMTの方が燃費イイと思いますよ。燃料タンクは27Lしかありませんが、これなら航続距離が400-500km程度あり安心。現にドライブ中はガソリンがなかなか減らないな、と思いました。
なお、4WDの場合、ドライブシャフトのスペースの影響で、多くのメーカーではFFモデルより燃料タンクの容量が少なくなるのですが、ワゴンRではFF/4WD一緒でした。嬉しいですね。これはスズキというメーカーの真面目さが表れている部分だと思います。
これは、ならし中に立ち寄った阿武隈高原SAの喜多方チャーシュー麺、食べ掛けですが美味しかったので、載せてしまいました。近いうちにまた行きそうな予感。。。
これは、R252沿いにある「道の駅 尾瀬街道みしま宿」
最近このようにヴィヴィッドな青いクルマは少ないので、直ぐに自分のクルマが見つけられますね。
R252のドライブは、割とハイペースになりがちですが、周りのクルマのペースに十分ついて行けました。アンダーパワーの小型なMT車程運転が楽しいクルマはないと思う。
こんな感じで、これからもワゴンRとの生活を紹介して行ければと思ってます。
それでは、また。