ayuayuのブログ

2019年1月からJGC修行を開始、5月に解脱。JGC修行の模様、旅行記、趣味のことなど...

クアラルンプールひとり旅2024①

2024-11-13 23:51:00 | 旅行

はじめに
自分の勤務先では5年毎に5日間(土日合わせて最長9連休)リフレッシュ休暇を与えられる。

今年はそれが回ってくる年度である。

但し、共働きの妻を含め家族が休暇をそれに合わせることは困難。

その為、今回も自分ひとりで休むことになるが、せっかくなので何処か海外に行くことを考えていた。

この辺、妻も子供も割と寛大。但し、行先がホノルルの場合は許してくれないだろう。

自分としては、海外一人旅は5年前のJGC修行で慣れていて、とても楽しかったことが忘れられない。



たまたまキャンペーンでJAL航空券が安かった、いつものクアラルンプールに向かうことにした。

お気に入りのヒルトンのプールやラウンジでゆっくりしたい。

今回は、金曜日の公休と合わせて10連休のうち、4日間、最終日は機内泊なので厳密は5日間を旅行に充てた。

出発
搭乗するJL723便の出発は金曜日の1130であるが、自宅を早朝600に出て成田に向かう。

早めにしたのはリュックとスーツケースを抱えての満員電車を避けることと、長めに空港散策をする時間を取りたかったから。



上野からは今回もスカイライナーで成田空港T2に向かう。車窓に朝日が入らない進行方向左側D席をネット予約サービスで購入。

成田空港T2
8時前に成田空港T2着、チップ等ちょっとしたことで使うマレーシアリンギット120rmを両替しておいた。

こういう場面、相変わらず円安を実感する。

自国通貨が安いことは日本の経済的に良いことであるとは聞くが、自動車メーカー等輸出に関係のない庶民は直接的にデメリットを感じる場面が多い。

政府は円安で空前の儲けを出している企業から還元させるべきではないか?



JALカウンターで、いよいよチェックイン、早朝だからか?エコノミーカウンター含めガラガラである。

当然黒いカーペットの敷かれたJGCのレーンに入るも何故かカウンターは埋まっていたが、直後にファーストクラスカウンターに誘導された。少し得した気分。

それだけステータス保有者が多いってことなのだろう。今年からJALが事実上JGC修行を出来なくした理由も分かる。

その後、誰も居ないプライオリティレーンでイミグレに入り、出国エリアを散策、理由は分からないが自分はコレが好き。

免税店で大谷サンのユニTを発見して購入した。



その後サクララウンジで恒例のカレーと朝からビールをいただく。



ラウンジは空いていて、とてもゆっくり出来た。

但し、ここぞとばかり料理を大量に注文する親子連れが前に居て、料理を頂くまでに時間が掛かった。

723便の搭乗ゲート71はラウンジから直ぐなのでギリギリ迄ラウンジで過ごした。

JL723便
搭乗開始1120の直前に71ゲートに移動、優先搭乗のグループ2は間もなく搭乗。



往路は奮発してプレエコ、座席は17A最前列窓側である。

窓側席が好きな自分だがトイレが近いので、いつもは通路側、でも最前列であれば隣席に構わずトイレに行ける。



席に着きリュックを荷棚に入れるタイミングで、「*様、いつもありがとうございます。隣は居ないので荷物は隣の席に置いて大丈夫です」とCAさんからお言葉があり、有り難く置かせてもらう。

座席にはエコノミーより大きめの枕とアイマスク、スリッパなどのアメニティ入り袋が置いてあった。

723便は定刻通り出発、プッシュバックが開始される、自分は安全説明のビデオが好きなのだが最前列では、こういったタイミングでモニターが出せない。

未だカーテンが開いていたので前席のビジネスクラス席のビデオを見ていた。



テイクオフ後、暫くしてドリンクタイム、ここぞとばかりエコノミーでは飲めないスパークリングワインを頂く。

いつもスパークリングワインなんて飲まないくせに。



小一時間後に食事タイム、これはエコノミーと同じもの。和洋2種類あったが和の3色そぼろ丼をお願いした。

それにしても子供の泣き声がうるさい。

直前のビジネスクラス最後列にいる様子で、マレーシア人と思しき親は一向に対処しようとしない。

小さい子供にビジネスクラス。これもどうよ、と思うが貧乏人の僻みであろうか?

こちらは耳栓をして対抗するしかない。
(本当は子供好きなんですよ~)

その後、映画ジョーカーを観たりしていた。


「ワールド・ベスト・プレミアムエコノミークラス」部門1位を受賞記念のチョコをもらった。

最後に塩いもパンとドリンクが配られ、暫くして現地1830頃クアラルンプール国際空港に着陸、機内で現地SIM設定などしておく。

クアラルンプール到着
サテライト側の到着なので、連絡バスで空港本館に向かう。

もともとシャトルトレインに乗って本館へ移動していたが去年は運休していた。再開予定は24年7月であったが今回も開通していない。

まあ、予想通りではある。



ヒルトンのあるKLセントラル駅まで安いバスで行きたかったが、渋滞時間帯であること等から、いつものKLIAエクスプレス(空港連絡特急電車)で向かう。

鉄道好きなので、まあいいかな。
速度150km出す電車って、日本にはなかなか無いし。

但し、去年迄は車内が空いていたが今回は結構な混雑、初めて他人と相席となった。



電車に揺られて30分弱、目的のヒルトンクアラルンプールに着いた。



メールで事前に分かっていたが、ヒルトンゴールド特典で、最安の部屋からラウンジに入れる高層階エグゼクティブルームにアップグレードされていた。また14時までのレイトチェックアウトもOKとなった。

28階にある部屋に入る。

念の為、最近被害が多い南京虫が居ないか?慎重にチェック。

こういうのは、ホテルの低級/高級に関係ないらしい。

虫が付かない様に荷物を持参したポリ袋を台の上に敷いてからその上に置く。

潜んでいそうなベッド裏側等を捲ったり、布や木の部分に虫さんや血糞/死骸が無いか確認した。

幸いなことにアレは居ない様子なのでホッとする。

但し、デスクチェアの境い目まで確認したとき、割とゴミが溜まっていて違うところでガッカリ。
でも南京虫の抜け殻とかはなかったので、それでよしとしたい。

翌日以降もアレが居そうな場所はなるべく避けるようにしたい。

その後、コンビニ、マックに買い出しに出て今夜就寝することにした。


今回は以上です。




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2024 ホノルルの夏休み(今回のアシはTheBus)

2024-08-25 13:07:00 | 旅行

はじめに

ワイキキ滞在2日目以降は、何らかのテーマについて書いて行く。

今回の滞在もハワイの路線バス TheBusバスをメインに利用した。

前回コロナ前と比較してHOLOカードが出来たりGoogleマップのバス停案内が充実したり、だいぶ便利になっていた。

自分は一回レンタカーを使ってオアフ島を周った事があるが右側通行・交通ルールに戸惑い、宿の駐車場代も結構掛かるので、以降ハワイのアシはバスにしている。

事故も怖いし。


足を伸ばす場合TheBusが便利

TheBusはオアフ島ほぼ全域に路線を持つハワイの公営路線バスである。



ただ、ベタな観光地に行くだけ、またワイキキ〜アラモアナの移動しかしない予定であれば、少し混雑するがJCBカード提示で無料となる、ピンクライン(トロリーだが近年はオレンジの2F建てバス)をメインに利用すれば問題ないだろう。



ツアー等を利用した場合はツアー会社と提携したバス(トロリー)に乗車出来る場合もある。JAL/ANA利用の場合も専用のバスが利用出来る場合があるようだ。



一般旅行者にとってTheBusの利用価値があるシーンは、上記トロリーが行かない少々外れた場所に行く、ノースショア、カイルア等少し足を伸ばしたい場合だろう。

今回知ったのだが後述の通りGoogleマップのバス停案内、バスロケーション案内が非常に充実したこともあり、TheBusがとても使い易くなった。
またHOLOカードも便利。

これを知るとオアフ島内を気軽にどこでも行けるようになると思う。


以前より運賃が高くなっていた

但しTheBusの片道運賃は3ドル(450円!)とだいぶ高騰した。
(距離に関係なく均一料金)
物価高騰前は1〜1.5ドルだったと思う。

なのでTheBusはピンクライン等トロリーが行かない場所にスポットで使うのが賢い乗車方法かも知れない。



今回はANA利用の個人手配旅行なので無料となるトロリーはワイキキ〜アラモアナを走るピンクラインとANAバスしか無い。

今回、ピンクラインの行かない、

モアナルア・ガーデン
マノアフォールズ
ダイヤモンドヘッド
ハワイ出雲大社

などを訪問予定、ほぼ毎日TheBusを使うことになる。

そこで大人7日間パス(カード込で35ドル)というパスがあることを知り、それを買うことにした。

また、これでTheBusが帰国まで乗り放題となるのでホノルルでの足はTheBusをメインとする事にした。


HOLOカードについて

前述の通りTheBusの乗車賃は1回3ドル、現金でも払えるが面倒、それに割引も受けられない。



HOLOカードはSuicaの様な非接触型決済カード、タッチだけで乗車可能だし、1日あたり7.5ドルの上限金額が適用される。

また前述の大人7日間パスはHOLOがあることが前提の割引となる。


HOLOカードを購入してみた

一部のセブンイレブンでも買えるようだが、自分はアラモアナセンタ西端にあるFoodlandでHOLOと大人7日パスを購入した。

お得なHOLOの種類はいくつかあるが一般旅行者が使える割引は大人7日パス、大人1ヶ月パスしかなさそうである。



入口のカウンターで適当な英語「I'd like to buy Holo card」と聞くと、すぐ後ろのカウンターだと教えてくれた。

カウンターには通路を挟んで順番待ちのレーンがあり順番が来たところで優しそうなカウンターのおばさんに「I'd like to buy Holo card」と伝える。

家族3人なので「3cards」「7day Pass」「use it from today」など話すと分かってくれた。

なお7日間カードは大人用のみと言われた。調べるとユース用の記載があるがロコ専用なのかもしれない。

カードでの支払いは出来ないので注意、現金のみとなる。



自分はチップ程度の現金しか手持ちがなく、アラモアナセンタ内のATMに走って手数料約800円を泣く泣く払って現金を下ろした。

値段は以下の通り(前述の通り)

・Holoカードそのもので5ドル
・大人7日パスが30ドル
 (大人7日パスは別にカードが発生するのではなくHOLOに記録される形)

合計35ドルであった。

7日間毎日2往復乗車したとして通常52.5ドルなので大人7日パスは22.5ドルもお得となる。

但し滞在中、例えばダイヤモンドヘッドとハワイ出雲大社に行く際にTheBusを使いたい場合は、合計12ドルなので現金で支払うのが一番安い。



滞在中に利用するTheBusの乗車回数と1日あたり上限7.5ドルおよび大人7日間パス等HOLOでの割引きを考慮して自分に合ったプランを賢く判断すると良いと思う。



しかし、

一見お得に感じるが今の35ドルは日本円で5千円以上もする。

これが今のハワイの現実か。


TheBusに乗る(バス停と到着予定を知る)

乗車出来る停留所はGoogleマップで調べられ、いつ・どのバスが来るか?も分かる。


道路沿いの青いバスマークが停留所、それをタップすると、



これから来るバスと時刻が表示される。



更に乗車したいバスの番号をタップすると、そのバスが現在どこを走っているかが表示される。

知らない間に凄く便利になっていた!


TheBusに乗る(乗車および降車)



バスが到着したら、先頭のドアから乗車してHOLOを機械にタップ、OKの場合機械にシャカ🤘が表示される。



現金の場合機械にに3ドルを挿入、お釣りは出ない。



行ったことがない目的地に向かう際は乗車中もGoogleマップと車内に表示される次に停まるバス停表示をフォローすると良いと思う。


降りるバス停が表示されたタイミングで降車合図を出す。

降車合図は窓の紐を引く・降車ボタンを押す操作を行う。初めてなど不安な時は他の乗客の動きを見ておくとよい。

降りる際は、全てのドアで降りられるが後ろのドアでは手元の黄色い部分に触れてドアを開ける必要がある。

たまに何度触れても開かない事があり、その場合はドライバーに向かって「please.open the door!」と叫ぶと開けてくれる。



今回ホノルルに来るまで知らなかったが、上記の通りGoogleマップ利用でTheBusが画期的に利用し易くなったのは驚きだった。

これなら東京の地下鉄を使う感覚で利用できる。


TheBusの路線

それから自分が今回使った主要なバス系統を記載しておく。

・ワイキキ〜アラモアナ
 #20,23,42,E
 (ヒルトンも停まる)



・ワイキキ〜ダイヤモンドヘッド/KCCファーマーズマーケット
 #2,2L,23,24
 (23,24はカハラモールに行ける)



・アラモアナ〜マノア・フォールズ
 #5



・アラモアナ〜モアナルア・ガーデン
 #3(アラモアナセンタ外カピオラニblvd沿い)



・ワイキキ〜ハワイ出雲大社
 #2,20,42
(アラモアナからは#3などが使える)



詳細はTheBusのHPの路線図を参照されたい。



自分は下の写真のように使いそうなバス停・系統のマップを作っておいた。



20年前にTheBusでラニカイビーチに行った際はGoogleマップで上記のような便利機能はなく、70分に1本と記載のあったバスをひたすら待っていた事を思い出す。

便利になったものである。
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移動が目的な旅-2(メトロはこね21号、E233 G車)

2024-02-26 23:48:01 | 旅行



行き メトロはこね21号

千代田線北千住駅9:47発の「メトロはこね」21号で小田原迄行って来た。

20分前からホームで待っていると、定刻10分ほど前に反対の松戸方面の下り線にMSEがするすると入線。注目度がすごい。
あら、メトロはこねってコッチから発車なのね?と思ったら降車しかできないみたいで、直ぐに松戸方向に発車回送して行った(そりゃそうだ)。で、その後アレが折返して(と思う)定刻通り正方向の上り線に入線してきたので待望の乗車。なお乗車に際してはホームドア位置に対応した車両(号車)のドアしか開かないので要注意。千代田線内でMSEは1編成で6箇所。6箇所以外のホームドアは開かない。ちゃんとMSEの然るべきドア位置だけホームドアが開くのも面白い。


で、この「メトロはこね」、小田急線の特急でありながら地下鉄千代田線直通であること。通勤通学で利用する地下鉄線内を始発とし、そのまま地下鉄線内を優等列車として走行。大手町、霞ヶ関、表参道のみ停車して(この3駅では乗車扱いのみで降車はできない)代々木上原で小田急線に入って箱根方面に向かうといった面白いルートをたどる。


今回、千代田線(地下鉄)で駅を通過する優等列車体験と千代田線で正統な特急クロスシート車に乗るという体験を同時にしてみたかったのである。
それに朝食のおにぎりとお茶を喫しながら。



地下鉄車内で朝食を摂る。


分かりにくいけど西日暮里を通過中。



車内は落ち着いた色調。
であるが生憎同じ車内に喧しい妙齢の女性達がシートを向かい合わせて陣取ってしまった。。。
以降話し声の気になること、、、
自分の場合何でもこの調子、うまく行かないものである。



それでも小田急線内からは景色を眺めつつ、2時間掛からずに小田原駅に到着。

前回の常磐線ひたち号では5時間だったので少し物足りない感じではあるが楽しかった。


帰り 湘南新宿ライン 特別快速グリーン車

平日にも関わらず小田原駅は人がいっぱい。だいたい年配者と外国人が占めている感じ。気が向いたらココで昼食と思ったが混んでいることもあり、観光が目的ではないので、このまま東海道線を使ってで帰宅する。昼食はまたしてもセブンで買ったおにぎりを電車内で食べようと思う(好きだねえ)。


発車20分前にホームへ降りたが、乗車する12:04発の湘南新宿ライン直通特別快速は既に入線して乗車可能となっていた。モバイルSuicaでグリーン券は購入してあり5号車の2F席を陣取る。


こうして帰りも車窓を楽しみながら、朝食昼食込み総額5千円強の乗車が目的なプチ贅沢旅行を楽しんだ。


以上です。











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移動が目的な旅(東京~仙台 特急ひたち・高速バス)

2023-12-24 19:58:58 | 旅行


はじめに
自分は元来乗り物好きではあるが、無目的な乗車・搭乗が目的の旅はする気にならなかった。ただ4年前のJGC修行を契機に乗車・搭乗目的の旅はアリだな、と思うように。

今回、最近仕事での理不尽な出来事が重なり、会社を休んで何処か遠い所に行きたい気分になっていた。
そこで以前から気になっていた、暫く前に復活した常磐線特急ひたち号の仙台行に乗ることにした。これは7:43品川駅を立ち仙台駅には12:29着という長時間乗車可能な列車というのが魅力。

帰りはどうするか悩んだ。最初は新幹線で宇都宮迄行って、宇都宮で東北線G車に乗って帰ろうと思ったが、ふと高速バスサイトを眺めると仙台駅→東京駅を結ぶ東北急行バス、ニュースター号が4000円(真ん中席だと3500円)で3列シート。今回は高速バス初体験も兼ねてチープにコチラを選択した。

えきねっと
自宅近くの駅には、みどりの窓口が消え、代わりにTV式の券売機が設置されているが非常に混雑するので今回初めて、スマホアプリえきねっとで特急券を買った。



えきねっとではいきなり「チケレス」なる用語に戸惑う。特急券の買い方は分かりそうだが、特急券が「チケレス35」「チケレス」と2種類あって違いが分からなかった。コレは未だに違いが分からない。とりあえず安い「チケレス35」を選ぶ。




問題はその後、実際の乗車方法。JR東日本のサイトを見ても分からずじまいだったので鉄道系YouTubeを観て漸く理解出来た。乗車券を用意して基本このまま指定した列車の座席に座ればよいとのこと。何かあれば上記画面を車掌に見せる。

何故こんな簡単な事がJR東日本のサイトで見つけられなかったのだろうか?
自分はいわゆるIT関連を生業としており決してITリテラシーが低い方ではないが、JRの切符購入はルールが分かりにくい。

乗車券は当日朝、品川駅の券売機で求めた。
特急券・乗車券で合計8千円程度であった。

ひたち3号
今日は会社を休んでいるので当然平日。満員電車を避け未だ真っ暗な早朝、自宅近くの駅で通勤電車に乗る。出勤前の乗客に混じりこれから「遊びに行く」のはいい気分。



品川駅では1時間以上時間があるためマックで朝食。その後確か9番線で停車中のひたち3号のドアが開くのを待つ。


発車5分前頃にドアが開き指定した8号車14A席に座る。と同時に隣には割とガタイの大きなビジネスマンが着席、行きたかったトイレは我慢することにした。

ひたち3号は定刻通り発車、途中東京、上野に停まり、その後今はスカイツリーが見える下町にあった実家付近をかすめる。子供時代はこのひたち・ときわ・EF80牽引の旧客列車を眺めて学校に通ったものだが、家にクルマがあった事から、これらの列車に乗車することは殆どなかった。




写真の通りこのE657普通席のシートピッチは充分アリ。

車内は上野でほぼ満席、更に柏でもかなりの人数が乗車。立っている人もいたと思う。空いていると予想していたが意外と利用者は多いのに驚く。

水戸でだいぶ降りたが、隣の人はまだ降りない。彼がパソコンの操作を止めたのを見計らって我慢していたトイレに立つ。車内は結構ガラガラで隣合わせで座っている席はなく貧乏クジを引いたようだ。

それにしてもこの日は寒い割に天気が良く、強烈な朝日で自席は暑い。ひたち号はいわき駅迄は車内販売があり、パソコンで仕事中の隣人には悪いがビールを買って喉を潤す。

乗っているとこの品川・仙台を結ぶひたち3号は東京圏→水戸いわき圏の需要と水戸いわき圏→仙台の需要があるようだ。自分のように品川→仙台乗り通す客は新幹線を使うだろう。



その後隣人は更にガラガラになったいわきより先の駅の何処かで席を移った様子。コレで両方の腕掛けが使えて楽になった。普通席は隣人が居る居ないで居住性に雲泥の差が出る。

G車座席配置が1+2だった30年前の651系ひたち号であればそれを選んだが、現在のE657G車は全く意味のない2+2配置なので残念。

そこから約2時間、時々現れる定尺レール区間のジョイント音を楽しみつつ、改めて特急の旅を満喫して定刻通り12:29仙台駅に到着。車窓を眺めながら過ごす5時間近い乗車時間は意外とあっという間だった。

仙台駅、高速バス
仙台駅で下車すると東京より1段と寒く感じた。東北に来たことを実感する。



帰りのバスは14:00なのであまり余裕はなく、昼食の店を探すがお昼時でもありどこも満席なのでコンビニでおにぎりを買ってバスで食べることにした。



美味しそうだったので、買うつもりのなかったお土産を買う。



東北急行バス ニュースター号のバス停は仙台駅周辺に始発の「仙台営業所」と次の「仙台駅前」2箇所あるが、自分はファミマの2階に待合室のある「仙台営業所」からのチケットを購入している。仙台駅からの距離は両者さほど変わらない。おにぎりもこのファミマで買った。待合室にはトイレもあった。



バスは定刻通りファミマ前の「仙台営業所」バス停を発車、通行規制の為か?何故か遠回りして次の「仙台駅前」バス停を経由して東北道に乗る。



バス座席は独立3列配置の夜行仕様でとても広々、何よりも素晴らしいのはひたち号と違ってコチラは隣人が来ないこと。トイレもありトイレの近い自分は安心。バスは満席のようだが全然満席感はない。

主に法規制の関係で必要な乗務員休憩が目的と思われるが、途中「安達太良SA」「羽生PA」で15分程度休憩あり。



バスは順調に流れ、首都高両国JCT手前から渋滞したが環状線宝町出口を降り、19:15頃に終点「東京駅日本橋口」に到着。ひたち号よりも45分程度時間が掛かったが、こちらは半額でしかも独立シート。



でも今回は乗車時間を楽しむ旅、結論はどちらも楽しかったのが正解。ひたち号の場合、わざわざ長時間乗車出来ることが魅力だった訳だし。

あえて言うと、品川〜仙台では通常ひたち号は選ばず、普通は新幹線を選択するので、比較対象は新幹線と半額の高速バスとなるだろう。

以上でした。

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2023クアラルンプール旅、最終日

2023-08-23 21:51:36 | 旅行


■何故クアラルンプールへ?

最終日になって書くのも何だが、何故旅行先にクアラルンプールを選んだのか?

①航空機・ホテルが安い



②ヒルトンKLを気に入っている



③交通機関が整っている



④街が割と清潔



⑤英語が通じる


帰国後、皆から何でクアラルンプールを選んだの?と必ず聞かれた。確かにどちらかというとビジネスで行くところで、旅行先としては地味な印象は拭えないが、リーズナブルに高級ホテルのプールでゆっくりして、地下鉄に乗って巨大なモールで買い物が出来る。結構穴場的な存在ではないか?




白状すると、本当は5年ぶりにホノルルに行きたかったが、この円安・アメリカのインフレと燃料高の折、家族で100万!、断念。

一方クアラルンプールの方は、飛行機は全額マイルで済み、ホテルは元々安い上にポイントで更に安く、家族で総額10万程度。



■レイトチェックアウトは楽ちん

本題に戻り、あっという間にクアラルンプール最終日の朝。

いつも通りフロント傍のレストランで朝食ビュッフェ。いつもお腹一杯まで食べ、いつも昼食は食べられない。




10:00頃チェックアウト。ではなくて、14:00迄のレイトチェックアウトをお願いしたので家族でプールに向かう。ゴールド会員特典なのでレイトチェックアウトは無料だが、その日の状況によりレイトチェックアウトを受付出来ない場合もある様だ。



ヒルトン・ゴールド会員と言っても、自分は特別な人間ではない。

何度も言うが、ヒルトンオナーズアメックスカードを作れば、ワゴンR(5MT)しか買えない自分でもヒルトン・ゴールド会員になれる。

それだけの事である。



12:00プールから上がって、部屋でシャワーを浴びて荷造り、そしてチェックアウト。

フロントでは「チェックアウト渋滞」もなくすんなり手続きは終わる。スーツケースなどはベルデスクに預けて、そのままメトロでKLCCに向った。




飛行機の時間は23:30なので最終日も丸一日クアラルンプール三昧である。SURIA-KLCCなどのモールを名残惜しく巡る。



■クアラルンプール国際空港

夕方、ヒルトンで荷物を受け取って、往復チケットを買ってあるKLIAエクスプレスでクアラルンプール国際空港T1に移動した。




帰路もマレーシア航空である。航空会社本国の空港の場合、いつでもカウンターが開いているのが嬉しいが、カウンターがあり過ぎてチェックインカウンターの場所が分からず少々てこずった。

いろいろたらい回しされ、Hカウンターで手続き出来ホッとした。座席は半年前に有料で事前指定した場所となっていて安堵。





ちなみに、ビジネスクラスカウンターはワンワールド・サファイア ステイタスを持っていても利用できないと言われた。これは残念だったがエコノミーのカウンターはこの時間空いていた。

エコノミーカウンターとは言え、25キロの重量オーバーしたと思われるスーツケースもサファイア特典でそのまま預けられ、成田で優先引渡しとなるプライオリティタグが付いた。




出国イミグレも空いていた。審査が終わったところで2-3人の審査官が片言の日本語で話し掛けてきたので暫し他愛のない会話となった。最後にYouの日本語はクールだよ、と言ってお別れした。こんな審査は初めてである。




その後、搭乗口のあるサテライトターミナルへ移動のため、運休中のエアロトレインに代わりバスで移動する。バスは満席だがやさしいインド系の方々と席を譲りあった。なんだかほっこりする出来事が続く。




サテライトでは、ようやくお土産を調達する。免税店でマレーシアブランド「Bery's」のチョコをたくさん買った。なお、サテライトでは未だコロナ前より営業する店舗が少ない。



■ゴールデンラウンジ


その後、エアロトレイン駅の上にあるマレーシア航空指定「ゴールデンラウンジ」に移動する。これが本日一番の楽しみであった。

JGCの自分とJGC家族会員の妻には、航空機チケットにラウンジ入室OKの記載があるが、当然ながら丸腰の娘にはない。しかし、JGC(ワンワールド・サファイア)会員の同伴者(1名まで)として入室が可能。




航空会社のラウンジは、これまでJALサクララウンジ・カンタスラウンジ、キャセイラウンジなどで経験が少ないが、今回のゴールデンラウンジは、これまでの中でトップクラスのラウンジであった。
ラウンジ内は広く、料理も豊富でおいしい。ヌードルバーもあった。パスタに至っては、これまで自分が食べた中で一番美味だったかも?




とても快適な時間を過ごしているときに、何気にチケットを見ると搭乗するMH0088便のボーディング時刻はたった今の22:30。でも出発時刻は23:30。どういうこと?てっきりあと30分居れると考えていたが、何はともあれC36搭乗口へ急ぐ!






■MH0088便

C36 MH0088 DEPARTED

C36ゲートのモニタには、なんと「出発済み」との文字が!!! えっ、、娘はちょっとパニック気味。


C37 MH0088 NARITA
でも、隣のC37ゲートには、人がいっぱい居てクアラルンプール(東南アジア?)特有のゲート前荷物検査に列を成している。よく見ると搭乗するMH0088 NARITAと表示があった。


チケットにはC36と書かれていたが、変更されたのだろうか?とりあえず心臓の動きは穏やかになった。ボーディング時間と出発時間の差1Hは、恐らく荷物検査があるための余裕時間ということだろう。そういえば4年前もこんな感じだった気がする。




改めてC37ゲート前で荷物検査とチケット確認。無事待合室に入れた。しばらくするとマレー語?でアナウンスがあったが、その後のアナウンスで人がどっと動いた。優先搭乗のタイミングを逸して混雑の中A350-900機内へ入る。痛恨の失態を犯した。

しかも今回は重たいお土産のチョコレートが入ったバッグもあり、席上の棚が埋まってしまわないか気掛かりであった。あとあと振り返ると、最初のアナウンスでワンワールド・サファイアと言っていた気がする。



座席はA-C40、最後方窓側の区画を家族で占めた。懸念していた席上の棚は他の客ではなく飛行機の何かの器材で埋まっていて使えず。今後この座席を指定する方は注意されたい。幸いにもチョコレートは他の客席上の棚に無事収まった。ただ、よく考えると、我々の座席は最後方なので、結局のところどの棚に入れても問題ないということは言える。

A350-900は、定刻通り23:30出発、機長からは沖縄付近に長く居座る台風の影響で揺れが予想されることと、到着が30分遅れる旨のアナウンスがあった。ベルト着用サインが消えるとピーナッツとドリンク、その後軽食のアメリカンドッグが配られた。




食後、機内が暗くなる前に就寝。最後尾座席なのでフルにリクライニング出来るため楽。トイレが直後にあり、待ち行列が脇の通路に出来ることを懸念したが、列は後ろのギャレー側に向いていた様だ。

就寝中、結構長い時間大きな揺れがあったが、それが却って揺りかごのようで気持ち良かった。



機内が明るくなる前に目が覚める。朝食が始まる前に席の直ぐ後ろにある予めトイレを済ませる。

ウトウトしているうちに朝食が配られるが、最後方の自分は本当に最後。ビーフorチキンの選択すら出来ずチキン一択。ワン・ワールド サファイア会員の自分にこの扱いは何だ!と、心の底では一瞬有ったものの(何とも器の小さい男よ!)、ビーフがないか探してくれたし、結局この席を選んだのは自分だし、と諦める。

でも、後席に気兼ねなくフルにリクライニング出来る利点は何よりも勝るので、今後も自分は最後方席を選ぶだろう。それにチキンも美味しかった。




気がつくと岡山上空、暫くして着陸態勢になった。お馴染みの九十九里浜が見えて、あぁ~日本に帰っちゃったな、と思う。

7:30頃成田空港T2に到着した。




帰国者のイミグレーションは自動ゲートにパスポートをあてて顔撮影だけで、スムーズ。プライオリティタグの付いた荷物はすぐに出てきた。

ロビーに出るとエンジェルスを連想させる赤い「A」が目立つ。スーツケースはクレジットカードの無料特典で宅配に依頼した。

ココで幕張のイベントに向かう娘と分かれて妻とリムジンバスで帰宅する。


読んで頂いてありがとうございました。



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