今日は本のご紹介です。
将来が不安だとお金を貯め込みたくなりますよね。
でもそれによって失うものがあります。それが「経験」なんですね。
若い頃にお金を使うことで得られる経験は、年を取り動けなくなったとき財産になるんですよね。
著者はこれを「思い出の配当」と呼んでいます。思い出がまるで配当金のように自分にもたらされ、心を豊かにしてくれるというわけです。
人生を後悔しないために、著者が勧めるのが「タイムバケット」という作業です。
バケットとはバケツのことですね。
まず数個のバケツを書きます。そこに10年単位でやりたいことを書き出していきます。
たとえば10代では海外留学をして、20代では結婚して家を買い、70代では別荘で暮らす、など。
人生計画ですね。これを書くと、80代に海外に出かけるのは体力的にも大変であることに気がつきます。
つまり若くて元気なうちにやっておくべきことと、年を取ってからでもいいことに分けられるんですね。
若いうちにしかできないことをお金を惜しんでやらないと、老後に後悔します。
今、一部の若者の間で、お金を貯めて早期退職する流れがあります。
お金を貯めることに集中しすぎて、若いうちにしかできない経験をしないのはもったいないですね。
お金を貯めすぎず、ときには使い、人生を豊かにすることの大切さを教えてくれる本でした。
ぜひご一読ください。
それでは今日もよい一日を!
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