ここ数年話題になっている煽り運転をする人は昔から居ました。さっさと先に行ってもらうのが一番です。まれに先の方で警察に捕まっています。譲る余地がない時はうっとおしいです。大型車は譲るための余地がなかなかないので引き連れて走ることになりますので同情します。まあ、大型車からすれば、真後ろは見たくないなら見ないようにすれば良いだけなので、同情というのはちょっと違う気もします。我々一般の車は、たいてい譲れますので、その点は楽です。その代わり、後ろが見やすいのが逆に弱点になってしまいます。
煽ってくる人の傾向は何パターンかに分かれるのですが、意外に軽やコンパクトカーの女性が多いです。完全にイラついています。車を綺麗にしている人が多いのも傾向としてあります。余りにも悪質で、緊急性があり、綺麗な車の場合、窓からタバコの吸い殻等を投げたりしたら急に距離を取り始めますが、これは危険を感じた時の最後の手段です。そのような局面に追い込まれる時点でこちらの負けです。普通は、投げる必要などなくて、真冬だろうとなんだろうと、窓を全開にして、右カーブの時に「タバコ吸ってるよアピール」をすれば、ある層の煽り組は離れていきます。逆にキレてくる運転手もいるので、譲れる限り、さっさと譲ります。
結論として、煽られても前方の車間距離は大きく取る、さっさと譲る、これでいいと思います。
おまけです。煽り運転とはちょっと違います。
ウチ近辺や半径数十キロ圏には集落が点在していて、そこらへんでは、車は基本的に確認せずに交差点や優先道路に突っ込んできます。突っ込んできた後で「あ!」という顔をする、というのがいつものパターンで、寄り合いや掃除などで顔を知っている人も居ます。「わりぃわりぃ」って感じです。突っ込んでくる前提で待ち受けます。様子を見てたら、突っ込む車かそうでないかはすぐに判ります。たいてい、案の定です。庭感覚なのだと思います。
ところがです、明らかに見えている歩行者、特に子供や老人に対しては非常に配慮した運転をする人が多いです。子供は少ないので地域の宝です。老人は、一体全体誰の親なのか分かったものではありません。後でエラい目に遭いかねません。「ワレは、ウチのばあさんに何てことしよるんじゃコラ、わかっとんのか」と怒鳴り込まれてもしょうがないです。
というか、そもそも知り合いで、車を停めて話し込んでいる場合が結構多いです。井戸端会議です。こうなったら時速五キロです。気づかれないようにコソコソと近づきます。たまに話が途切れない時があって、そうなれば「頭を搔いて、ごまかすさ」です。
制限速度を厳格に守る方も居ますし、それ以下で走る方も居ます。明らかに自分の畑から家に帰る途中、といった感じの軽トラも夕方にはよく見かけます。色々と極端で、通常の交通状況ではない、とだけご理解いただけたらと思います。まあ、だいたい、人の家の軒先を走る事もあるんですから、私も音楽の音量を下げる場所は決まっています。
国道に出ると、状況は一変します。標準的な世界に逆戻りです。国道は国道で、修羅の世界なのですが。