小学生の後半から中学生にかけて月刊の漫画本にはまった。
私はりぼん派で、「田渕由美子 陸奥A子 小椋冬美」などが好きだった。
ライバル誌では、“なかよし”があってキャンディ♡キャンディが有名
当時のお小遣いが月500円だったと思う。(中学生になると1000円)
だから、りぼんを買うとほぼ無くなる。
付録がとても楽しみで、20歳くらいまではレターセットなど
大事にとっておいた。
なかよしも読ませてもらったりしたけど
私にはやっぱり、りぼんだった。りぼんの方が大人っぽい感じだった。
漫画だけなら回し読みでも十分なんだけど付録が欲しいので
買わなければならない。
ある時、小さなメモ帳のような付録がついていた。
そこには当時好きだった男の子の名前や誕生日などを書いていた。
覚えたてのローマ字などで、自分の名前と重ねて書いたり
自分にとっては大事な秘密のメモ帳だった。
食後の団欒時、そのメモ帳をゴロゴロしながら見ていたら
急に兄に奪われた。私は見られたら恥ずかしいので必死に抵抗した。
引っ張り合いになり、無残に破れてしまった。
私は泣いた。ワーワー泣いた。
母は、「お兄ちゃん、取らんでもいいでしょ!」と兄を叱り
「あんたも少しぐらい見せてあげればいいでしょう!」と私を叱った。
私だって、あんなこと書いてなかったら素直にみせるんだけど
恥ずかしくて、どうしても見られたくなかったんだよね・・・
私にとっては、懐かしい思い出であるが、
兄にとっては、この事件のことは記憶のどこにもないデキゴトだと思う(笑)
「表紙が田渕由美子さんのイラスト」
私はりぼん派で、「田渕由美子 陸奥A子 小椋冬美」などが好きだった。
ライバル誌では、“なかよし”があってキャンディ♡キャンディが有名
当時のお小遣いが月500円だったと思う。(中学生になると1000円)
だから、りぼんを買うとほぼ無くなる。
付録がとても楽しみで、20歳くらいまではレターセットなど
大事にとっておいた。
なかよしも読ませてもらったりしたけど
私にはやっぱり、りぼんだった。りぼんの方が大人っぽい感じだった。
漫画だけなら回し読みでも十分なんだけど付録が欲しいので
買わなければならない。
ある時、小さなメモ帳のような付録がついていた。
そこには当時好きだった男の子の名前や誕生日などを書いていた。
覚えたてのローマ字などで、自分の名前と重ねて書いたり
自分にとっては大事な秘密のメモ帳だった。
食後の団欒時、そのメモ帳をゴロゴロしながら見ていたら
急に兄に奪われた。私は見られたら恥ずかしいので必死に抵抗した。
引っ張り合いになり、無残に破れてしまった。
私は泣いた。ワーワー泣いた。
母は、「お兄ちゃん、取らんでもいいでしょ!」と兄を叱り
「あんたも少しぐらい見せてあげればいいでしょう!」と私を叱った。
私だって、あんなこと書いてなかったら素直にみせるんだけど
恥ずかしくて、どうしても見られたくなかったんだよね・・・
私にとっては、懐かしい思い出であるが、
兄にとっては、この事件のことは記憶のどこにもないデキゴトだと思う(笑)
「表紙が田渕由美子さんのイラスト」