本日は鹿島神宮(その2)です。
久しぶりに元朝参りをして来ました。
まず、鹿島鳥居(神明鳥居の一)の中に入りました。
時間は大晦日の23時40分頃、中天に望月が懸かっていました。しばらく、
この周りの露店を見物していました。やがて、新年を迎える時になりました。
年迎ふ 月天心の 鳥居かな 年迎ふ=としむかう
楼門・・・寛永11年(1634)、水戸藩主徳川頼房公が奉納したこの門は「日本三大楼
門」の一つ。
大勢の初詣の人達が楼門の方に歩いて進む頃、
私は裏に廻って、稲荷様の前に出て夜の楼門を撮りました。
お正月なので露店が出ていました。
本殿・・・この本殿はその昔、伊勢の神宮のように20年ごとに造営が行われていたが、現
在の本殿は元和5年(1619)二代将軍徳川秀忠公により奉納された。
朱塗りに極彩色の鮮やかな意匠である。
流石に寒いと実感。
元旦の夜は更けて・・・本殿の南から。
本殿を右に見て、奥宮(おくのみや)に向かう。
元旦の夜の奥宮
ここで御神籤を引きました・・・吉と出ました。
奥宮・・・慶長10年(1605)、将軍徳川家康公が本殿として奉納されたものを元和の
造営の際に引き移したもの。総白木作りの意匠である。
普段の奥宮
御手洗池(みたらしのいけ)の方から登って来ると、
曲がりくねった急な坂道を登り終えた処に奥宮が佇んでいます。
途中の山肌は歯朶でいっぱいです。
奥宮の 歯朶の山肌 つづら折り
夜の奥宮から引き返し、本殿を左に見て楼門を出た所です。
露店が楼門南側の石畳の両側をびっしり鳥居の向こう側まで・・・
久しぶりの元朝参りでした。家に帰ってぐっすり休みました。
元日の夕方、また出かけました。元朝の所と同じ場所(本殿の南)から。
元日の奥宮の夕方
御手洗池・・・古くからの禊の場、一日400kl以上の清水が湧き出しています。
周辺は神宮の園地になっています。
御手洗池(みたらしのいけ)にて。
御手洗池は初めて鹿島神宮に詣でた人は奥宮からの
路を北に向かう坂道を下りた処に二軒の茶店が有り、
そこから見える池です。禊の場所です。清水が滾々と涌き出ています。
一方の茶店に、赤い毛氈を敷いた縁台を見かけました。
初手水 緋毛氈敷く 茶店かな
(初手水=はつちょうず) (非毛氈=ひもうせん)
ここで詩吟を聴いて見ましょう。今は聴く機会が少なくなってしまいましたが、
こう言う伝統的なものは後世にはっきりと残して欲しいと思います。
寒梅/桂林荘雑詠 木村岳尚さんです。
※)ここからは広告主様による商品の案内、「広告」です。購入の意思表示、つまり「決済」するまではお支払いはありませんので、安心して商品をご覧下さい。よろしければご購入下さい。
久しぶりに元朝参りをして来ました。
まず、鹿島鳥居(神明鳥居の一)の中に入りました。
時間は大晦日の23時40分頃、中天に望月が懸かっていました。しばらく、
この周りの露店を見物していました。やがて、新年を迎える時になりました。
年迎ふ 月天心の 鳥居かな 年迎ふ=としむかう
楼門・・・寛永11年(1634)、水戸藩主徳川頼房公が奉納したこの門は「日本三大楼
門」の一つ。
大勢の初詣の人達が楼門の方に歩いて進む頃、
私は裏に廻って、稲荷様の前に出て夜の楼門を撮りました。
お正月なので露店が出ていました。
本殿・・・この本殿はその昔、伊勢の神宮のように20年ごとに造営が行われていたが、現
在の本殿は元和5年(1619)二代将軍徳川秀忠公により奉納された。
朱塗りに極彩色の鮮やかな意匠である。
流石に寒いと実感。
元旦の夜は更けて・・・本殿の南から。
本殿を右に見て、奥宮(おくのみや)に向かう。
元旦の夜の奥宮
ここで御神籤を引きました・・・吉と出ました。
奥宮・・・慶長10年(1605)、将軍徳川家康公が本殿として奉納されたものを元和の
造営の際に引き移したもの。総白木作りの意匠である。
普段の奥宮
御手洗池(みたらしのいけ)の方から登って来ると、
曲がりくねった急な坂道を登り終えた処に奥宮が佇んでいます。
途中の山肌は歯朶でいっぱいです。
奥宮の 歯朶の山肌 つづら折り
夜の奥宮から引き返し、本殿を左に見て楼門を出た所です。
露店が楼門南側の石畳の両側をびっしり鳥居の向こう側まで・・・
久しぶりの元朝参りでした。家に帰ってぐっすり休みました。
元日の夕方、また出かけました。元朝の所と同じ場所(本殿の南)から。
元日の奥宮の夕方
御手洗池・・・古くからの禊の場、一日400kl以上の清水が湧き出しています。
周辺は神宮の園地になっています。
御手洗池(みたらしのいけ)にて。
御手洗池は初めて鹿島神宮に詣でた人は奥宮からの
路を北に向かう坂道を下りた処に二軒の茶店が有り、
そこから見える池です。禊の場所です。清水が滾々と涌き出ています。
一方の茶店に、赤い毛氈を敷いた縁台を見かけました。
初手水 緋毛氈敷く 茶店かな
(初手水=はつちょうず) (非毛氈=ひもうせん)
ここで詩吟を聴いて見ましょう。今は聴く機会が少なくなってしまいましたが、
こう言う伝統的なものは後世にはっきりと残して欲しいと思います。
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