北朝鮮の自国民の窮乏に目もくれないロケット発射と同じように、対空誘導弾パトリオットミサイル配備の無意味さは前回4月の折に、多くの識者が指摘しているところだ。国民の生命財産を守るためでもなく、アメリカの在庫整理で買わされたパトリオってミサイル(運よく当たれば手を叩いてよろこぶシロモノという)の存在理由を示すためと、自衛隊の示威行為だ。
ちょっと悔いるのは前回の配備でどれだけの税金が使われたか、もし破片が近くに飛んできて破壊したとき、破壊自体で地上の市民はどんな影響を受けるのか、また北朝鮮との関係は、などなど、情報開示を求めるべきではなかったか。今回はそれをやるべきだろう。