50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

頬がうるおって・・・

2015-03-28 20:01:56 | 小説
頬がうるおっている感じから、
「たまだから地方もいいのかしら」・・・・・・
若い恋愛は次第にクモの気持ちを若くした。それから、若者の対抗馬に一人の男が出現した、というのだった。劇場では何かにつけ舞台を思い、
「九平次みたいな人間?」
とクモはいって心が乗りだした。

(つづく)