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50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

そびえ立つ岬ホテルをふりあおぐ敏彦の、・・・

2015-10-01 19:59:17 | 小説
そびえ立つ岬ホテルをふりあおぐ敏彦の、車の屋根越にある横顔。と理恵はまぶしく認めてから、さすがに気恥ずかしい心持ちがしている。
「こうする外になかったのです」
幸男の窓に寄って、そう理恵は言った。

(つづく)


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