幸男の背後に、タクシーがきて停止した。・・・ 2015-09-30 20:08:58 | 小説 幸男の背後に、タクシーがきて停止した。太鼓の陽気な響き渡る音、幸男はそれに肉づきのすばらしい胸が躍り、理恵は黄色いタクシーを姿勢を立てなおして見た。 「では。ご用がある時にはいつでも連絡ください」 と幸男。見えない壁を立てて理恵から離れ、乗ってきたタクシーにもどっていくのだった。 (つづく) #小説 « こってりもよし、あっさりもよし | トップ | そびえ立つ岬ホテルをふりあ... »
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