沖縄が続くよ~~~~ん。人間は忍忍忍!!
沖縄は、一族郎党の意識が濃いところです。ご先祖様への信仰も厚いです。
新聞を見ると、毎日、こんなページがあります。毎日ですよ。どの新聞にもあります。
アップで見ると、
神戸では、朝刊の三面記事の下に一欄あったように思いますが、こんな親族全部が名前を載せての大きな記事なんて見たことがありません。こちらのお葬式はまだ見たことがありませんが、どんなものなのでしょうか?
そして、この新聞面の端には、「お墓売ります。60万円。水道施設、水洗トイレ、駐車場付き」とあって、小さなお墓の写真もついていました。
「お墓を売るってどういうこと?」気になった「ふ」は、ドライブ途中で見つけた立派なお墓をわざわざ車を止めて見てきました。
どのお墓も大きくて、りっぱなんです。写真をとっていると、掃除の合間だった「おじー」が声をかけてくれました。写真右上に写っているのが見えますでしょうか?その下に○○家の墓と小さな表札みたいなものがありますが、戒名を刻んだ墓碑銘のようなものは、見当たりません。
「ここには、誰が入ってるんですか?」
「いっぱい、入っているよ~」
「名前を彫ったりはしないんですか?」
「そんなこと、しないよ~」
「大きくて、りっぱなお墓ですね~」
「本土は違うの?」
「ええ、こんな大きなお墓はありません」
「そうね?こんなかは、お家といっしょよ~。お部屋もあって、中の方がりっぱよ~。おとうが建てたのよ」
「へ~え、でも、中には入れないですよね~」
「うん、それはだめよ~」
というわけで、お墓の中がどうなっているのかは、分かりませんでした。
これは、決して、有名人のお墓ではないと思います。そこそこの家だとは思いますが、あっちもこっちも大きなお墓ばかりです。それは、お墓参りのときに、重箱に詰めたご馳走を持ち寄り、この前で宴会というか、死者とともに一日過ごす習慣があるからです。だから、水道、トイレ、駐車場が必要なんですね。
これも、別の場所のお墓です。
こちらは、ちゃんと、テーブルと椅子つきです。
買い物に寄ったあちこちのスーパーでこんな幟をみつけました。
レジのおね~に尋ねました。
「清明祭って、いつなんですか?」
「本土のお盆と一緒ですよ」
ええ?8月のお盆を今から幟をたてるもの?だって、売場はお供え用のお菓子やら食べ物が山盛りなんだもの。帰宅してから調べると、ちょうど4月なんです。沖縄の人たちは、本土の我々も同じように墓参りをしているものだと思っていたんでしょうね。
それでは気分を変えて、今日は伊計島ビーチの海です。ホテルから車で3分です。
ここの海も水は透明できれいでした。熱帯魚ねぇ、知ってれば探したんですが、、、。