価値の話

　ふと思った。
価値って何なんだろうか。
まあ所詮は人工の単位だからなんともいいがたいが。
基本的に人間はお金として価値を図ることが多い。
ただ、それは物理的なものに対してである。
しかも人によって全く異なってくる。
我々は一般的に相対的な考え方で価値を決める。
まあそりゃーそうだよな。
絶対的な考えで価値を決めていたら世の中回らなくなるのは見えてるし。
でも難しい。
私はお金で価値を図るのが嫌いだ。
バイトもあまり好きではない。
労働力がお金として定義されるのはいいことなのかもしれないが、よくわからない。
何で人間は何でも物の価値をはかろうとするのだろうか。
価値をつけずにはいられないといった感じだ。
日常的にも皆価値をつけて考えている。
もはやそれが当たり前のようになっているから意識しないとわからないと思う。
価値をつけること自体は何の意味を持たないとしても。
人間をはかることは不可能だろう。
その人の本当の「価値」は誰もわからない。
無論本人もわからないだろう。
そういう意味では価値など存在しない。
ただ部分的に見えるところを無理やり値になおしているだけだ。
時にはそれも必要かもしれない。
あってもいいと思う。
だが、どこかで気に食わないと思うのもまた本音だ。
私がわがままなだけなのだろうか？


～本日の名言～
才能は隠れているものだから、出かけていって見つけなければならない。(フロリアン)