燕雀は鴻鵠の志を知れないのか?

管理人のテキトーな日記、ぼやきなどを掲載。
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船ネタでも

2006年01月20日 23時06分41秒 | 趣味的なこと
私が贔屓している会社の中に「東日本フェリー」があります。昨年に会社更生法適用して「リベラ」と合併…。なぜか私が贔屓する会社というのは会社更生法が適用されるんですよね。まあ気のせいだろう。うん。んで東日本フェリーだが、室蘭~八戸航路が3月15日から休航になるとのこと。ああ、また一つ航路が減ってしまうのか。大畑~室蘭や三厩~福島航路なんかもずいぶん前になくなってしまったし、寂しい限りだ。青函航路はライバルが進出してきて、料金面では完全に負けている。本数の上ではまだ有利…かな?とにかく危ない状況なんだな。
私が東日本フェリー贔屓になったのは単純に利用回数が多いから。青函航路は連絡船亡き後によく利用したものだ。他の航路も何度かお世話になっている。当時はまだ船種も多くて「びすば」や「べすた」なんかも生きていました。ちなみにこの会社の船名はほとんど神話から持ってきています。だから私もギリシャ神話に興味を持ってギリシャ語まで勉強するようになったんだが。なんとも単純な私ですな。
現在は青函航路のほかに苫小牧~大洗、苫小牧~八戸、室蘭~直江津、室蘭~八戸、室蘭~青森、函館~大間、直江津~博多なんかを運行している。中には他の会社との共同運航も含まれる。就航船は12隻で、うち2隻は元九越フェリーの船。現在生き残っている船のうち「びいな」「ばあゆ」以外の船は中・長距離用に作られた船(といってもせいぜい「へすていあ」の13500トンが最高で他は5000~7000トン前後)で、青函航路の「ほるす」なんかは同航路に就かせておくのがもったいない感じだ。まあかといって太平洋フェリーや新日本海フェリーのような限りなく大型(全長200メートル以上)に近い船に比べれば7000トンの船は小さく感じるが。
ちなみに各フェリー会社は船舶分類上の大型船はあまり持たないようにしているのはご存知かな?最近は例外もあるが(新日本海フェリーの「あかしあ」「はまなす」などは全長224,5メートル)、これは、種別が変わると入出港時の手続きなんかが面倒になるからなどさまざまな理由が存在する。だから最近の流行は199メートルフェリー。最新のフェリーは全長199メートルが多い。知ってるとなかなか面白いぞよ。
まあ余談はおいといて(今日のネタ自体余談みたいなもんだが)、東日本フェリーの就航船はギリシャ神話からの船名が6隻(「へすていあ」「びるたす」「べが」「びなす」「びいな」「びるご」)、他にエジプト神話(「ほるす」)、インド神話(「ばあゆ」)、ローマ神話(「べにりあ」)、北欧神話(「ばにあ」)、その他(「ニューれいんぼうべる」「ニューれいんぼうらぶ」)となっている。「へすていあ」なんかはオリンポス12神の一人だから有名かな。「べが」は琴座の星、「びるご」は乙女座のこと。「びなす」はビーナス、アフロディーテ(美の女神、オリンポス12神の一人)のこと。「ほるす」はタロットなんかでもおなじみだけど、天空の神ってことはご存知かな?「ばにあ」は富の神、「ばあゆ」は風の神、「べにりあ」は海の妖精、「びるたす」は勇武の女神、「びいな」は全宇宙の支配者。
船のカラーリングなんかはかなり前の記事に「びなす」の写真載せたことがあるから分かる人もいるかな。あのロゴが気に入ってるんだよね。ってなわけで写真載せてます。
船以外でも陸運や観光なんかも手がけているからどこかで名前くらいは聞いたことある人もいるかな。まあ見かけたら「そーいやこんな会社もあったな」くらいに思ってもらえればうれしいです。…何で私が宣伝してるのだか。

~本日の名言~
至上の処世術は、妥協することなく、適応することである。(ジンメル)


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