今日は投票日である。
今の日本に不満があるなら投票に行こう。
震災復興、消費増税と社会保障、原発問題、経済対策…。
国の行く末を左右する争点がめじろ押しだが、選挙のたびに懸念されるのが若者の政治離れである。
若者は投票に行かないからかなり低い。
「政治に興味が持てない」「投票しても何も変わらない」。
若者にそんな声は根強いが仕事や子育てに追われ、時間に余裕がないのかもしれない。
もっと、低投票率の影響を一度は考えてみるべきだ。
我が国の借金はことし9月末で1千兆円に迫った。
幼児を含め、国民1人当たりでは軽く700万円を超える。
つけのほとんどは、いずれ若者にのしかかってくる。
一生の間に政府や自治体から受ける年金や福祉サービスも、若者には不利となる事を若者は解っているがあきらめている。
年金もそのひとつだ。
現役世代が高齢者を支える現行の「賦課方式」では、少子高齢化に伴って今の50歳代半ば以下で給付よりも支払いが多くなり、しかも若いほど負担が増すという試算である。
世代間の格差を生んだ背景に、長年続く若者の政治離れがあったことだ。
低投票率は国政への発言力が弱いことと同じだ。
格差を嘆くのなら、発言力を高めるべきだ。
若者が本当に社会の在り方に無関心かといえばそんなことはないと思う。
東日本大震災後、県内の大学生らがボランティアで、被災地との交流や子どもの支援に取り組んだことは記憶に新しい。
山海の社員も休暇を取ってボランティア活動に参加してきた。
その社会を、未来を思う気持ちを国会に届けないのは「もったいない」の極みだ。
確かに1票の力は小さいがその1票の意思表示がなければ何も変えることはできない。
皆さん今日は投票所に行こうではないか。
もしも、投票に行かなかったら罰金や補助金の資格を失う法案でも作って見てはいかがかな?
頑張れニッポン。
これからの日本を北朝鮮みたいな国にさせたいのか?
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