ちょんまげ一代

日本一のちょんまげ、南伊豆の料理宿「ホテル山海」のあるじがお届けする人生泣き笑い。

7年間土の中

2012年08月08日 | 「古民家の宿 山海」
蝉の脱け殻。
蝉は7年間も土の中で眠り日の当たる地上で1週間で死んでしまう。
子供の頃は蝉取の名人だった。
自分で箱を作って箱の中に数十匹も飼育していた。
里芋の葉っぱ等の裏に夕方になると地中から地上に這い上がっている。
祖母は直ぐに死んでしまうから、箱の中の蝉を逃がして上げなさいと言っていた。
ただ、近所の友達や女の子に自慢したかっただけなのに。
今、思うと可哀想だった。
この脱け殻は山海で見つけた。
中身の蝉さんは今日も全身の力を振り絞って雄の蝉さんにさけんで子孫繁栄の為に働く。
何だか人間である私も歳月は永いが今日も全身の力を振り絞って働く事にします。
もう、年寄りだからほどほどかな?
全身の力と言う訳で無いが多少は自分の健康維持の為です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿