ちょんまげ一代

日本一のちょんまげ、南伊豆の料理宿「ホテル山海」のあるじがお届けする人生泣き笑い。

私の商人道

2013年01月22日 | 私の頭の中
日曜日に昔の同業仲間と新年会会った。
この仲間との付き合いは55年の付き合いです。
最大時には15名の集まりでしたが会長さんや私よりも年上の先輩達はすでにこの世を去っていきました。
先日の新年会では8名の参加でした。
その中での同業と言う鶏肉やを営んでいる人は2人だけです。
私も今現在は鶏肉やを廃業しております。
仲間達はなぜ、鶏肉やが廃業してしまったか?と申しますと後継者が育たなかったという事だと思う。
子供さんが女の子の場合は婿取何て言う考えがあって婿さんをもらって商売を継続した所もあったが続かなかった。
今は廃業している。
後継者は難しいと思う。
私はお陰様で私の後次が誕生します。
私は「ちょんまげ」と言う姿を売り物で商売に力を入れて頑張ってきたが、その分だけ跡継ぎの子供には負担が大きい。
父親の敷いてきたレールに乗って運転とは難しいと思う。
私も後継者に譲ったら商売の口出しはしないと思っている。
何でも「ハイハイ」と言う事を聞こうと思っているが、実際70歳過ぎたら働けない事は事実です。
新社長となる後継者はこれから新しい宿泊事業を拡大して、先代以上に事業発展に全力でと考えていると思うが、
商売は「山あり谷あり」。今、儲かっていると思うと直ぐに不況の谷に失墜してしまう。
そこから又、立ち上がる。
私の「商人道」ダルマ様みたいに転んでは起きるの繰り返しと思っている。


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