ちょんまげ一代

日本一のちょんまげ、南伊豆の料理宿「ホテル山海」のあるじがお届けする人生泣き笑い。

私が中学2年だった頃

2008年08月01日 | 私の生まれた所
わたしの家から約4キロ離れた所に彼女の家があった。
電話もなかったので、彼女からの連絡はいつも手紙だった。
手紙は学校に届けられた。
その手紙は小使いさん(用務員)が私に授業中届けてくれた。
小使いさんが教室の扉を開けるとクラスの人たちは皆私の顔を見た。
小使さんは「ほら、彼女から手紙だ」とわざと大きな声で渡してくれた。
先生も何も言わなく黙認してくれていた。
一週間に2通は必ず来ていた。
私も勉強なんかどっちでもいいと思うくらいに彼女に夢中になった。
何回も書き直しして彼女の手紙の返事を書いた。
20歳を過ぎたら彼女と結婚しょうと考えていた。
                続く
                   ちょんまげ


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