野村監督「もう１年やりたかった」 寂しいと可哀想とも思う

プロ野球の楽天・野村克也監督（７４）が２４日、札幌ドームで行われたパ・リーグのクライマックスシリーズ（ＣＳ）で日本ハムに敗れ、最後の試合を終えた

日本ハムの梨田昌孝監督をはじめ、両チームの選手から胴上げされ、４万２３２８人の観客から盛大な拍手を浴びたが、試合後の表情には退任することの無念さがありありと出ていた

野村監督は続投を希望しながら若返りを図る球団の方針で今月退任が決まった

後任の監督は前広島監督のブラウン氏（４６）に要請することになっている

楽天のユニホームを脱ぐ心境を問われた野村監督は

「わがままを言わせてもらえば、もう１年やりたかった 『石の上にも３年』

『風雪５年』 というから、中途半端。まだ選手にやってほしいことがたくさんある」

と本音を隠さなかった

今季の成績にも納得していない様子で

「まだ、教えが浸透していない ああすればよかったというのはたくさんある 自分の力のなさ、怠けたつけだな」

最後まで独特のぼやきで貫いた

球団創設２年目の２００６年から楽天を指揮し、プロの監督は通算２４年に及んだ

プロ野球史上最も高齢の監督で最近は試合中にトイレに立つことも増えた

だが情熱は衰えず、試合中に選手をベンチに立たせ厳しく指導することもしばしば

今季は相手の裏をかく走塁なども多用し、初のＡクラスに導いた

田中将大投手は

「厳しい言葉も全部、愛情と思い『見返してやる』と頑張った」

というオリックスで戦力外通告され、野村監督の指導で復活した山崎武司選手（４０）は

「弱いチームを一から強くしてもらった。一日でも長く監督と野球をやりたかった」

と目頭を押さえた。今後について、野村監督は

「少しは野球界に貢献できたかな 野球屋冥利に尽きる ネットの裏から見ていきますよ」

と寂しく話した

スポーツ界の厳しさと言うか　楽天側から言うと商売なんだから最強のチームになって欲しいと気持ちなのでしょうか？

可哀想と思う

寂しく思う

でも、名誉とお金があるから良いかなー？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょんまげ一代