変化見守る姿勢－米市場

民主党が30日の衆院選で歴史的な勝利を収めたことを受け、米金融市場関係者からは

「どのように評価すべきか分からない」

戸惑いの声が出ている

米市場で民主党はほとんど知られていない

「政策を急いで研究したい」

との声もあった

米市場参加者が、民主党について唯一記憶しているのは、今年5月の同党

「次の内閣」

財務相の中川正春氏による

「ドル建て米国債は購入しない」

という

米銀アナリストは

「政権に就けば立場を修正するだろう」

と期待しつつ、不安を隠さない
　

一方、調査会社フォーリン・エクスチェンジ・アナリティックスのアナリスト、デービッド・ギルモア氏は、

「欧州では左翼政権になっても経済政策に大きな変化はなかった」

指摘

日本で民主党中心の政権が誕生しても

「変化は限定的」

予想している

ただ、ギルモア氏は、少子高齢化や人口減といった難題を指摘し

「日本経済が一夜で活力を回復するとは思わない」

慎重に先行きを見守る考えを示した

民主党もこの辺を考慮して、日本国の代表として世界にアピールしてほしい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょんまげ一代