記念講演

2010-09-25 20:17:43 | Weblog
本日は日々輝学園高等学校創立5周年記念式典にお招きを受けました。
式典後の記念講演で作家である重松 清 先生が
『子どもたちの心のゆくえ ーいま学校と教師は何をすべきかー 』
についてお話されましたので拝聴させていただきました。
私たち教師は生徒にとってもっとも身近な他人です。
親とは違う立場から私たちができることは、教師が自分の人生で経験してきた
失敗や成功がその時のどういう選択から来たものなのか伝えること。
経験したこと、体験したことを通して教師が学んだことを自分の考えとして
生徒に伝えること。
生徒自らが主体的に物事を考える力が持てるように。
人生はさまざまな経験を積み上げて一歩ずつ歩むものです。
猪突猛進に人生を最短コースで進もうとしても人生はいつも自分の進みたいように
進めるわけではなく、回り道を余儀なくされる時があります。
でもそんな回り道をしたからこそ生涯の友や伴侶に出会うことができたり
周囲の人の優しさや笑顔に気づき人生の深さを知り、心豊かになれる。

明日は宇都宮市東コミュニティセンターで着付の地区大会が行なわれます。
当校からは校内選考を通過した1・2年生が出場します。
まずは技術に真剣に向き合い、協力してくれる家族や友人に
心からの感謝を忘れないで下さいね。