クリスチャントゥデイで新しい連載コラムを開始していただきました。
30回にわたって、「コヘレト書を読む」というコラムを連載させていただきましたが、コヘレトと新約聖書の関連についてもお伝えすべきだろうと考えました。そこで、「コヘレト書を読む」の続編的なコラムとして、「コヘレトと新約聖書」というシリーズを連載させていただくことになりました。現在「パウロとフィレモンとオネシモ」というコラムを、毎月第1・第3木曜日掲載で連載しておりますが、これはそのまま継続します。「コヘレトと新約聖書」は、不定期の掲載になります。現在9回分の構想を持っていますが、それ以上になるかもしれません。
聖書の引用は、基本的に新共同訳を用います。新約聖書各書の呼称については、「パウロとフィレモンとオネシモ」の第1回で掲載した内容に準じ、書簡については○○書とさせていただき、他は新共同訳での呼称に従います。コヘレト書については、新共同訳、聖書協会協同訳では「コヘレトの言葉」、口語訳では「伝道の書」、新改訳では「伝道者の書」と表記されていますが、本コラムにおいては「コヘレト書を読む」の時と同じく、「コヘレト書」とさせていただきます。
新約聖書には、コヘレト書からの直接の引用はありません。おそらく、その理由として挙げられることは、ユダヤ教においてコヘレト書が最終的に正典として確定したのが、紀元96年のヤムニア会議においてであるからだと思われます。
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https://www.christiantoday.co.jp/articles/28795/20201126/ecclesiastes-and-new-testament-1.htm