聖書 ガラテヤの信徒への手紙1章1~17節
題 キリストの恵み
ガラテヤの信徒への手紙は、今日のトルコ共和国の中部にあたるガラテヤ地域の諸教会に宛ててパウロが書いた手紙です。ガラテヤの諸教会はキリストの恵の内にありました。しかしパウロは、ガラテヤの諸教会がキリストの恵みから離れて他の福音に乗り移ってしまったと書いています(6節)。
あやまった教えを語る人たちがガラテヤの諸教会に入ってきたのです。パウロはそれに対して、「わたしがあなたがたに告げ知らせた福音は、人によるものではなくイエス・キリストの啓示によって知らされた」と書いています(11節)。パウロは、最初はキリスト教徒を迫害する人でしたが、自分自身がよみがえったイエス様に直接遭ったことで回心したのです。
回心したパウロは、血肉や先に召された人たちに会いに行くことはしないで、神様の御旨に従って、アラビアに行きその後ダマスコに戻ったのです。パウロを通して今日の私たちにも、復活のキリストの恵みが伝えられています。
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