二コリント1:1~11
「復活させて下さる神様」
パウロはコリントの信徒への手紙一を書いた後、コリントの教会を訪問するつもりでいました(1コリント16:5)。しかしパウロはコリントに行くことができませんでした。その時に書いたものがこのコリントの信徒への手紙二です。
パウロはここで、「私の負った苦難」という言葉を3回、「私の苦しみ」という言葉を2回使っています。それらに対して慰めという言葉も使っています。それはキリストの苦しみが満ち溢れているのと同時に、十字架で死なれたイエスを復活させてくださる神を頼りにするところの慰めです。
パウロはアジア州で死に直面する苦難に遭遇しました。投獄によるものなのか、鞭打ちによるものなのかなどは分かりません。しかし死者を復活させた神を頼りにして、そういった死の危機から救い出されることが出来たのです。
パウロは以前は自分を頼りにして生きていました。しかし復活のイエス・キリストに出会い、それまでのものを塵あくたとみなすようになり、神だけを頼りとする生き方に変わったのでしょう。
新型コロナウイルスによって本当に苦しい1年以上でした。私たちはなす術がなく、すべてを神様により頼むしかありませんでした。しかし神様は、研究者の方々を通して新型ワクチンを作って下さいました。この苦難も必ず終息させてくださることを、神様に希望を持ちたいと思います。
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