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ダイワのふく式のオリジンは、ふく壱と言うルアーなのでふく壱も魔改造?してふく式もどきを作成する。
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因みに、ちびふく壱がふく式のオリジンのようである。(大きさから)
当初オリジンのふく壱を魔改造するのは、簡単かと思ったが、オリジナルのウェイトがバランスに悪影響が有り、それを除く必要が有るかと思っている。(そうしないとウェイトを付加してバランスを調整した場合、ウェイトの総重量が浮力に対してオーバーし、沈んでしまう)
大まかな改造方針は、不要なリップを切断し、テイルサイドへのウェイトの付加(スケルトンカラーのふく式、ふく壱を見ると判るが、ふく壱はフロント、ふく式はテイルサイドにウェイトが有る。)、アームの追加、ヒートンの追加加えてオリジナルウェイトの除去等である。
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ウェイトバランスは、写真のウキモードを参考にする。
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ウェイトバランスは、写真のウキモードを参考にする。
(直立までいかないナナメ?)
これは結構シビアで正に試行錯誤で錘で浮いている状態+固定のエポキシ接着剤で難しいヨ
※他のクランクベイトを魔改造する場合は、クランクベイトのフロントが出来上りのリアに成る為、ウェイトの除去は不要かと。
ふく壱は、オリジンのウェイト(フロントサイドの)が出来上りの場合にフロントとリアが逆転する為、悪さをするので除去した方が良いかと。
作業手順は、
まずヤフオク等で中古のふく壱又はちびふく壱を入手する。
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ウェイトを確認する為、テイルの塗装をヤスリ等で剥がしている。
アームを固定する元リップ裏にエポキシ接着剤を盛ってアームの固定が確り出来るようにする。
①スプリットリング、フックを外し、フックを取り付けるリングをニッパー等で切断し、ダイヤモンドヤスリ等で整形する。
②不要なリップを金ノコ等で大まかに切断し、ダイヤモンドヤスリ等で細部を整形する。
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ウェイトを確認する為、テイルの塗装をヤスリ等で剥がしている。
オリジナルウェイト確認し、極力直線で金ノコで切断する。
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空いた穴から中の背骨のモデルは不要なのでペンチ等で除去する。
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アームを固定する元リップ裏にエポキシ接着剤を盛ってアームの固定が確り出来るようにする。
切断箇所はダイヤモンドヤスリ等で整形し、エポキシ接着剤でプラ板を使用し塞ぐ。
エポキシ接着剤が乾燥後、プラ板にエポキシ接着剤をパテ様に盛り付け、乾燥後ダイヤモンドヤスリ等で整形する。
③ボディに穴を開けて、テイルヘビーと成る様に開けた穴からガン玉を閉じた物を理想のバランスと成るように投入する。
④バランスが確定したらエポキシ接着剤等を穴から投入し、ウェイトを固定する。
⑤穴をエポキシ接着剤等で塞ぎ、硬化後ダイヤモンドヤスリ等で整形する。
⑥リップ除去した跡に穴(直径1mmぐらい)を開け、アームと成るステンレス線を固定する。アームは直径1mm〜0.8mmのステンレス線(釣り具屋で購入)とする。
⑦アームを取り付け後、スプレー塗料で塗装し、乾燥後耐水ペーパーヤスリで水研ぎする。
⑧目玉を取り付け、ヒートンを取り付ける。
※所謂ふく式は天秤の一種で水底で使用した時に根掛かりがしづらい。天秤自体に一定の浮力が有りウィードガードが有り、根掛かりを回避するものと思われる。
ふく式は今までに無い発想で、天秤+ウキなのだが、規模から言って30cmぐらいまでの魚を対象としているかと思われる。
水底の対象魚:ハゼ、鱚、イシモチ、メゴチ、マゴチ、ヒラメ、メバル、カサゴ、アナゴ、クロダイ等
水面の対象魚:サヨリ、メジナ、メバル、セイゴ等
嘘 無限の可能性が有るのだ。
水面から水底まで色々と釣れるよ