ウクレレとSwing(スヰング)音盤

Hawaiian Mood (1977) / Ohta-San

1978年のHoku Award Instrumental Album of the Year 受賞アルバム。 

Poki Records
Producer – Bill Murata

A1 Morning Dew
A2 Paniolo Country
A3 He Punahele No Oe
A4 Kanana Waiwai
A5 Queen's Jubilee
A6 Beautiful Kauau

B1 Nadia's Theme (The Young And The Restless)
B2 And I Love You So
B3 Days Of My Youth
B4 Waika
B5 A Hawaiian Lullaby (Where I Live)
B6 Waimanalo Blues

Bass – Jeffrey Hendricksen
Celeste – Paul Mark
Drums – Al Bardi
Guitar – James Funai
Keyboards – Paul Mark
Organ – Paul Mark
Ukulele – Ohta-San

エディ・カマエやクイ・リーなど、ハワイ・ローカル作曲による楽曲をセレクション。Pokiレーベルの親会社は前作「The Many Moods Of Ohta-San」をリリースしたDiscos Tropical Recordsであるため、プロデューサーはBill Murataが前作に引き続き、続投。さらにギター、ベース、キーボードの顔ぶれも共通でほぼ同じバンドメンバーがバックを付けた。このレーベルから出されるオータサン作品は、ハワイ・ローカルマーケット向けを意識したような内容が特色となる。本作もタイトルこそ「ハワイアン・ムード」だが、所謂ムード音楽的なサウンドではなく、インストゥルメンタルなバンド・サウンドによるコンテンポラリーなハワイ音楽集。

ジャケット写真で女性モデルが抱えるウクレレはカマカのオータサン・モデル。やや大きめのコンサート・サイズで、ウクレレらしからぬフォークギターのような独特のボディ・シェイプが特徴だった。4弦にクラシックギター用の巻弦を張り、Low-G仕様にしている事が確認できる。低音部を広げ演奏可能な音域を拡張するのが目的で、オータサン奏法の特徴。


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