ウクレレとSwing(スヰング)音盤

Cool Touch (2004) / Ohta-san


ビクターでの前作「Rainforest (2003)」に続く、作曲家としてのオータサンにスポットライトを当てたシリーズ第二作。本作でも前作を踏襲して歌詞カードがCDに付属しており、「歌もの」として作曲された楽曲を、多くはオータサンのウクレレを中心としたインスト・ヴァージョンにて収録している。タイトルが60年代にSurfside Recordsからリリースしたアルバムと同じだが、全く別の作品。

ハワイアン曲を含む前作との対比として、本作はジャズ&ボサノヴァ集で、4曲あるボーカル入りトラック(4,7,10,13)はすべて"歌えるジャズ・ベーシスト"のブルース・ハマダ。ピアノ&エレピおよびフルートをJim Howard, ドラムはNoel Okimotoというお馴染みのメンバーが脇を固めている。ハマダ氏とJim Howardはこの当時二人でハレクラニ・ホテルのラウンジにて一緒に演奏もしていたようだ。

オータサンの音楽生活40周年記念として、新録の本作と併せて過去のハワイで既発の音源から編集した「Swing Time(2004)」もビクターより同時リリースされた。レコーディングはホノルルのAudio Resource。

1. A Spy in Love
2. Driftwood
3. Because
4. April Snow
5. Cool Touch
6. Exotic Moonlight
7. Firefly
8. Closer to the Light
9. Blues on a Ukulele
10. In the Quiet Rain
11. Friday Night Jam
12. Always New
13. If Wishes Came True
14. Samba Bay



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