ウクレレとSwing(スヰング)音盤

Livin' It Live (2009) / Bill Tapia

2009年リリース「世界最高齢プロ・ミュージシャン」ビル・タピア初のライヴ盤。リリース元が前作までと変わりRed Spider Productionsとなっている。本作リリース時の年齢は101歳であったが、ここでも溌剌とした素晴らしいスインギーな演奏が聴ける。

前作「Duke of Uke(2005)」のラストにボーナス・トラック的に1曲だけ収録されていたライヴ音源も素晴らしかったが、本作ではその2005年にサンフランシスコのGreat American Music Hallをはじめ数か所で行われたコンサートからピックアップされたライヴ音源ですべて構成されている。

1. Undecided
2. I Want to Learn to Speak Hawaiian
3. Secret Love
4. Nearness of You
5. E Ku'u Morning Dew
6. Honeysuckle Rose
7. Satin Doll
8. All of Me
9. Sheik of Araby
10. Lady Is a Tramp
11. In a Mellow Tone
12. Stars and Stripes Forever

ゲスト・ミュージシャンが数曲で加わっており、5.8はハワイアン女性ヴォーカルのMihana、6.と9.はハワイ島出身のスラッキー・ギターのレジェンドであるレッドワード・カアパナ、7.と10ではジャズ・ウクレレ名手ライル・リッツと夢の競演を聴くことができる。

伴奏にはベイ・エリアのジャズ・シーンで活動する女性ベーシストのRuth Daviesと、著名な日系ジャズ・ドラマーのAkira Tanaが参加している事でここまでの3作で最もジャズ寄りのサウンドとなっている。プロデュースは前作までと同様Michael Spengler。

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