明日は父の三回忌です。
お盆休みという事もあって、おいしいものは父と行くという私の基本的考え方から、(スポンサー同伴だと、おいしいものを、好きなだけいただけるからという、ずるがしこい娘…。)全く飲めない父を何度か連れて行った飲み屋さんに、久々に母を連れて行って来ました。
久々に会った、おじちゃん、おばちゃん。
私がどこの誰だかわからない頃から、一本筋の通った考え方で、いいことはいい。悪い事は悪い。と導いてくださった方々で、その姿勢は今も全く変わらず、父が亡くなった当初から、ウララを開業する頃も、ずっといろいろな意味で大きな力になった下さいました。
食事のペースを邪魔することなく入るおばちゃんのお話。私にとって、とても居心地のいい時間でした。
いつも寡黙にお仕事をされているおじちゃんが、「そういえば、お父さんの命日、もうそろそろだったよな。三回忌だよな。」って。父とは3~4回しか会ってないのに、覚えててくれたんだ…。
心がとても温かくなりました。
手術が終わり「100%成功です。」と主治医に言われ「ドクターが100%なんて口にしていいの?」と冗談を言ってから1週間。
健康を絵に描いたような父が、あまりにも突然でした。
父が亡くなった当初、突然すぎて、泣く事もできず、ただがむしゃらに、走るだけ、一生懸命、走るだけの毎日でした。
そんな私が、こうしていつも笑顔で入れるのは、高校時代からの親友たちはじめ、本当に信頼のできる友達、それから、兄、姉のように、甘えさせてくれる先輩方、職場で戦友のように苦楽をともにしたスタッフの方たち、血のつながりはないけど今日のように、多くの事を教えてくださる父母のような方々、それから、父のお友達のおじちゃま、おばちゃま、皆さんのお力があったからなんです。
このような方々にめぐり合えた事が、私の一番の財産で、大きな大きな宝物なんです。
いつか本当の意味で笑っていられる事。それが皆さんへの恩返し。
その日まで、見守っててね。