2011年2月6日、奈良県宇陀市にある伊那佐山に行ってきました。
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以前(1月30日)に音羽三山に行ったとき、
大阪環状線鶴橋駅で7時17分の近鉄の快速急行への乗り換えがうまくできなくて、
長いバス待ちでかなり時間をロスしてしまったのですが、この日はうまく乗り換えることができました。
到着した榛原駅では、大勢の人が樹氷を見るために「樹氷バス」に乗り、
それぞれの目的地へと出発しています。
ボク達はそれを横目に、兎田野行きのバスに乗り比布バス停へ向かいました。
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8時20分 比布バス停
ほぼ真東に向かって道路を直進します。
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川沿いの広々とした道を歩きます。
行く手には、これから登る伊那佐山(正面)に見えています。
8時32分 竹橋
一旦道路は川沿いを離れるのですが、川に沿って田園の中を進んでも、
竹橋という橋の手前で合流することができます。
田園の中をテクテク歩くのも、悪くないものです。
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「ダリオとジェストの道」の道標にしたがい進みます。
いったい「ダリオ」だとか「ジェスト」だとか、なんのことなのでしょうか?
「ジュリオ」と「ロミエット」の間違いのようでもあります。
調べてみました。
話は戦国時代に遡ります。
当時のこの辺り(大和国宇陀郡)を治めていた人物がダリオでした。そしてその息子がジェストです。
ダリオこと高山友照、息子ジェストこと高山右近。
そう、二人ともキリシタン大名で「ダリオ」も「ジェスト」も洗礼名なのです。
高山氏が居城とし、この地域を治めていたのがこの先にある沢城です。
そこまでの道が「ダリオとジェストの道」として示されていたのです。
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8時50分 登山口
ログハウスのような建物の手前に、沢城趾へと続く山道があります。
山の神の祠を過ぎ、しばらく歩くと二またを右へ。
チョロチョロと沢の音を聞きながら、スギの植林の中を歩きます。
10分ほど歩き、坂道を上ると、溜め池が見えてきました。
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9時02分 凍った池
バス停のあたりの畑の霜で気づいていたのですが、
このあたりはすでに標高が300mほどあり、かなりの寒さです。
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9時05分 坂 9時10分 分岐
池からすぐ、短い坂を上ると「大貝・沢城趾・文弥麻呂の墓」の分岐があり、沢城趾へと向かいます。
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分岐から5分もすると城趾に到着します。
やや小高いところに城趾があるようで、来てしまったからには一応上ってみました。
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9時14分 沢城趾
植林地となり、とても城があったとは想像できません。
なにもありませんから、そそくさとコースに戻ります。
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9時17分 分岐(9時10分と同じ分岐)
「大貝・沢城趾・文弥麻呂の墓」の分岐まで戻り、今度は文弥麻呂(ふみのねまろ)の墓方面へと向かいます。
※文弥麻呂=壬申の乱(672年)の頃の人。左衛士府の督(長官)・正四位上。
分岐からすぐにまた分岐がありますが、直進(北)し、急な坂を上ると、
背の高い笹の茂った道へと出ます。
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おやつのコンニャクゼリーは最高です。
でも、袋に目立つよう書かれていますが幼児や高齢者は食べてはいけません。
喉につまる恐れがあります。
(それでも食べたり、食べさせたりして事故を起こす迷惑な人がいますが)
しばらく歩き、急な坂を下ると、道はヒノキの植林地となります。
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9時30分 十字路(写真右上)
ヒノキの植林地の中を歩いていると、十字路に出ます。
木にテープが巻かれていて「伊那佐山・猿岩」と書かれていたのでそちらへと進みました。
やや面倒な坂を上りきると、南(左手)に宇陀盆地が木々の間に見えていました。
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9時40分 猿岩
このコースで一番展望の良い猿岩に到着しました。
なにが猿岩なのかはわかりませんが、手前の大岩に猿が腰掛け、じっとこの景色を見ていたのかもしれません。
そう思って写真を見ると、ボクがお猿に見えてきて、やや不本意です。
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宇陀盆地
けむっていたせいもあり、これといった良い写真は撮れていませんが、
日本昔話に出てくるような展望を望める素晴らしい場所です。
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坂を上り、分岐を奥へと進みます。
分岐には先に見てきてしまった猿岩への道標があります。
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猿岩から15分も歩くと、伊那佐山山頂の神社が見えてきました。
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9時55分 伊那佐山山頂(637m)
都賀那岐神社に到着しました。
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山頂の三角点は、神社の右手奥にありました。
人も少なく、休憩場所もあるので、お昼にしようかとも思ったのですが、
なんとなく神社という場所で火を使うのが憚られて、先へと進むことにしました。
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神社前の休憩所内です。
・・・馬鹿者どもの夢のあと。
神社の後ろから北へと向かって下ります。
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次の目的地は井足岳です。
5分ほど下った先で林道に合流し、看板にある「榛原方面」(左)へと進みます。
それでは、少し遅くなっているから頑張らなければ。【伊那佐山 其の二 完】で。まったねー。
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以前(1月30日)に音羽三山に行ったとき、
大阪環状線鶴橋駅で7時17分の近鉄の快速急行への乗り換えがうまくできなくて、
長いバス待ちでかなり時間をロスしてしまったのですが、この日はうまく乗り換えることができました。
到着した榛原駅では、大勢の人が樹氷を見るために「樹氷バス」に乗り、
それぞれの目的地へと出発しています。
ボク達はそれを横目に、兎田野行きのバスに乗り比布バス停へ向かいました。
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8時20分 比布バス停
ほぼ真東に向かって道路を直進します。
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川沿いの広々とした道を歩きます。
行く手には、これから登る伊那佐山(正面)に見えています。
8時32分 竹橋
一旦道路は川沿いを離れるのですが、川に沿って田園の中を進んでも、
竹橋という橋の手前で合流することができます。
田園の中をテクテク歩くのも、悪くないものです。
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「ダリオとジェストの道」の道標にしたがい進みます。
いったい「ダリオ」だとか「ジェスト」だとか、なんのことなのでしょうか?
「ジュリオ」と「ロミエット」の間違いのようでもあります。
調べてみました。
話は戦国時代に遡ります。
当時のこの辺り(大和国宇陀郡)を治めていた人物がダリオでした。そしてその息子がジェストです。
ダリオこと高山友照、息子ジェストこと高山右近。
そう、二人ともキリシタン大名で「ダリオ」も「ジェスト」も洗礼名なのです。
高山氏が居城とし、この地域を治めていたのがこの先にある沢城です。
そこまでの道が「ダリオとジェストの道」として示されていたのです。
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8時50分 登山口
ログハウスのような建物の手前に、沢城趾へと続く山道があります。
山の神の祠を過ぎ、しばらく歩くと二またを右へ。
チョロチョロと沢の音を聞きながら、スギの植林の中を歩きます。
10分ほど歩き、坂道を上ると、溜め池が見えてきました。
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9時02分 凍った池
バス停のあたりの畑の霜で気づいていたのですが、
このあたりはすでに標高が300mほどあり、かなりの寒さです。
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9時05分 坂 9時10分 分岐
池からすぐ、短い坂を上ると「大貝・沢城趾・文弥麻呂の墓」の分岐があり、沢城趾へと向かいます。
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分岐から5分もすると城趾に到着します。
やや小高いところに城趾があるようで、来てしまったからには一応上ってみました。
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9時14分 沢城趾
植林地となり、とても城があったとは想像できません。
なにもありませんから、そそくさとコースに戻ります。
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9時17分 分岐(9時10分と同じ分岐)
「大貝・沢城趾・文弥麻呂の墓」の分岐まで戻り、今度は文弥麻呂(ふみのねまろ)の墓方面へと向かいます。
※文弥麻呂=壬申の乱(672年)の頃の人。左衛士府の督(長官)・正四位上。
分岐からすぐにまた分岐がありますが、直進(北)し、急な坂を上ると、
背の高い笹の茂った道へと出ます。
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おやつのコンニャクゼリーは最高です。
でも、袋に目立つよう書かれていますが幼児や高齢者は食べてはいけません。
喉につまる恐れがあります。
(それでも食べたり、食べさせたりして事故を起こす迷惑な人がいますが)
しばらく歩き、急な坂を下ると、道はヒノキの植林地となります。
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9時30分 十字路(写真右上)
ヒノキの植林地の中を歩いていると、十字路に出ます。
木にテープが巻かれていて「伊那佐山・猿岩」と書かれていたのでそちらへと進みました。
やや面倒な坂を上りきると、南(左手)に宇陀盆地が木々の間に見えていました。
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9時40分 猿岩
このコースで一番展望の良い猿岩に到着しました。
なにが猿岩なのかはわかりませんが、手前の大岩に猿が腰掛け、じっとこの景色を見ていたのかもしれません。
そう思って写真を見ると、ボクがお猿に見えてきて、やや不本意です。
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宇陀盆地
けむっていたせいもあり、これといった良い写真は撮れていませんが、
日本昔話に出てくるような展望を望める素晴らしい場所です。
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坂を上り、分岐を奥へと進みます。
分岐には先に見てきてしまった猿岩への道標があります。
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猿岩から15分も歩くと、伊那佐山山頂の神社が見えてきました。
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9時55分 伊那佐山山頂(637m)
都賀那岐神社に到着しました。
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山頂の三角点は、神社の右手奥にありました。
人も少なく、休憩場所もあるので、お昼にしようかとも思ったのですが、
なんとなく神社という場所で火を使うのが憚られて、先へと進むことにしました。
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神社前の休憩所内です。
・・・馬鹿者どもの夢のあと。
神社の後ろから北へと向かって下ります。
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次の目的地は井足岳です。
5分ほど下った先で林道に合流し、看板にある「榛原方面」(左)へと進みます。
それでは、少し遅くなっているから頑張らなければ。【伊那佐山 其の二 完】で。まったねー。