苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

府庁山 其の一 南海天見駅~旗尾岳~府庁山

2010-03-16 | 阪南・紀北エリア
3月13日(土曜日) 河内長野の府庁山(610m)へ。

変な名前の由来は、大阪府が借り入れた植林地であったことから。
現在は、その契約期間が切れ、府庁山の名前は下ろしているそう。

さて、ここのところ続いた雨のため、3週間ぶりの山歩き。



ルートは・・・

南海天見駅~旗尾岳(548m)~府庁山(610m)~田山(542m)~クヌギ峠~南海千早口駅






難波から南海電車で天見駅へ。

電車の中では寝ている。ほとんど寝ている。
到着間際、バックからカメラを取り出し、
山歩きの準備。

登山者の服装は、よく目立つ。
難波などの都会では異彩を放っている。
そのせいか、同じような格好の人を見つけると
「お、あの人これからどこ行くんだろ?」
と、仲間意識が芽生える。

・・・シャイだから話しかけたりはしないが。






8:57 天見駅下車

三組ほどの登山者を見かける。
トイレでうめ子がせっかちな人にノックされてる。
「入ってますかーっ!」トントントンっ!











線路をわたり、民家のわきの道を左の方へと歩く。












コンクリートの道がとぎれ、山道へ。





途中「ヒロ工房」という看板。
誰かの工房らしい。いや、ヒロさんの工房だろう。











歩き始めはいつも、相当にキツイ。
我が家はスロースタート。
家に帰って寝て、風呂に入ったあたりでエンジンかかるかな?




ポカポカしてきたら、上着は脱いでしまう。

上着・・・アウターってやつか。

かなりの急坂で、

「本当にここでいいのか?」

と思わせる道。
あまり人に歩き尽くされていない感じがある。
ヒーヒー言いながら登る。














9:31 ひとつ目の鉄塔。


鉄塔が邪魔だが、わりと展望良し。












めだって色の違う山が見える。

実は岩湧山ではないだろうか?
あそこの山頂はススキに覆われている。
(翌日行ったしね)











あの三角の山は、方角からいくと、上山(777.6m)だろうか?

















人の通りの少なそうな、ゴツゴツした楽しい山道。









展望の良かった鉄塔からすぐ、旗尾岳へ。

「山と高原地図」を参考にしているが、
よく地図を見ると、電線も書かれている。
自分が行き着いた鉄塔と、電線の線を照らし合わせると、
自分がどのあたりにいるのか、よく分かる。




9:37 旗尾岳

なんかしょぼい。でも努力は感じられる。

さっきから前を歩いていた慣れた感じのオジさんに、
三角点の場所を聞く。
「あの、三角点はどこでしょうか?」

「無いよ。ここには」

山と高原地図にはあるんですけど~。間違いだ、この地図。

さらに、このオジさん、そういう登山者向けの本の作成のため、
この登山道の調査をしておられる。
うへ~、そんなお方だったとは。
根来さんという方を手伝っていらっしゃるそうで。
なんか聞いたことある名前。















2ツ目の鉄塔。

















花粉症の季節、一度鼻水が出まくった時に飲んだ薬が、まだ効いてる。
不思議に、ワンシーズンに1回くらい薬を飲むと、
そのシーズンは花粉症が治まる。

最近、スギやヒノキの植林に愛着が湧きはじめた。


















春の匂いがムワムワする。

ヒサカキの匂いが来る。














カメリアが落ちている。
あ、知性が滲み出ちゃった。ツバキのこと。
Camellia japonica。

なんか、風流人になった気分。















隠れるうめ子。




隠れられず。















薮が多い。

umeboc用語としてイタリア語からもらって、
薮道を「ボスケット」と名付けよう。
こういう遊びも面白い。

















ただでさえ細く歩きにくい山道に倒木。

それも根の部分が道を塞ぐ。

右下のうめ子と比較してもらうとわかるが、
かなりデカい。



最初の急坂はキツかったが、その後、楽な道なので許す。















10:27 3つ目の鉄塔。


















左手が旗尾岳へ続いている山。
右、電線の先が田山。
間に見える町は美加の台、清見台あたりと思われる。

電線・鉄塔って便利。

















どうしてもやってみたかったショーツにサポートタイツ。
このファッション、大丈夫か?

まあ若者っぽくて良いか。
















府の目印?

いつから設置されているものだろうか。
植林のために、この山を借りたときからだろうか。

















とにかく、細く、ボスケット(薮)の多い山だ。

ガサガサとかき分けながら通る。















見晴しの良い尾根に出る。

向こうに見えるのは土砂崩れの跡・・・にしては大きいかな?






















とにかくボスケット(薮)がひどい。

でも、昔、秘密基地を作って遊んでいた頃を思い出す。
























10:45 府庁山

三叉路になっていて、十字峠、田山へと分かれる。

三角点は無し。

ここでも、さきほどの登山本の方と少しの会話。

府庁山の契約が終わる前、
ここには「府庁山」と書かれた札があちこちにぶら下げられていたそう。



それじゃ、今日はここまで!ヒーハーッ!まったね~。







【其の二】へ続く。


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2 コメント

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Unknown (shaosi)
2012-05-11 16:36:08
きれいに写真を写していますね、感心してます。見習わなければと思いました。府庁山を調べていたら偶然訪問しました、また、見させてください
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こんにちは。 (umeboc)
2012-05-12 19:04:53
shaosiさんへ。

コメントありがとうございます!
写真はまだまだ努力して、少しでも良い写真を撮りたいと思っています。
(考えて撮るのが苦手ですが・・・)
マイナーな山ばかり歩いているので、参考になるか疑問ですが、これからもどんどん歩きたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
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