ライトアップした紅葉と桜がきれいだったから、昼間の寶蔵寺も見てみたいなと思って
平出山摩尼院寶蔵寺(ひらいでさん まにいん ほうぞうじ)
801年、征夷大将軍 坂上田村麻呂が東夷征討の戦勝を祈願するために創設
真言宗豊山派、奈良県の長谷寺が総本山、宗祖は弘法大師(空海)
本堂
1948年に新築、旧客殿は1647年に十八代相馬当主義胤公により建立、御本尊は不動明王(真言宗(密教)の根本本尊である大日如来の化身)
仁王門と「不許葷酒入門内」石碑
弁財天堂と楓、推定樹齢は約400年
鐘楼堂
1445年鋳造、1580年郷胤公・盛胤公により改鋳、だから屋根に九曜紋
虚空蔵堂
1184年創建、1692年昌胤公により再建、1863年焼失、1865年再建
御本尊は能満虚空蔵菩薩、丑寅の方角を守るところから該当干支の護り本尊
御本尊が摩尼宝珠を手にすることから別名「摩尼院」とも号する
向かって左側に手毬をもつ阿形の獅子、向かって右側に子獅子をあやす吽形の獅子
手毬は透かし彫りで中に入っている玉が動く、たてがみや尾が流れるよう、なかなか堂々とした立派な狛犬で子獅子の表情もいい! 石工は原町の石川慶夫
弘法大師像
赤、橙、黄、黄緑、緑… 暖かい陽ざしにキラキラと輝いて美しい!
十月桜が青空に映える
ライトアップされた夜桜とちがって艶やかさはないが、かえって可憐で秋の桜らしい
きれいに手入れされた境内は散歩していて心地よい…