海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

10月28日(月)仙台市野草園、晩秋の気配

2024年10月28日 | 
「らんまん」の第21週のタイトル「ノジギク」、この前に行ったときは蕾が固かったけど、2~3日前の野草園のブログに「咲きました!」と。今日は小雨、でも仙台は晴れの予報だから、Go !

仙台の街中は街路樹がきれいに紅葉してる。野草園も木々が色づき始めて、どことなく晩秋の気配…


ツワブキ(石蕗)


キチジョウソウ(吉祥草)
花が咲くと幸運が舞い込むという縁起のよい花!


ウラベニダイモンジソウ(裏紅大文字草)
葉の裏が紅色に染まるという。ひっくり返して見たけど、茎は赤いのに葉の裏側はまだ緑色…


センウズモドキ(川烏頭擬)
毒のある花…

ツチグリ(土栗)
ころころした丸い形がかわいいキノコ。星形に開いた裂片が湿度によって開いたり閉じたりするというからすごい!


ガンクビソウ(雁首草)
ガンクビというのは、キセルの頭の煙草を詰める金属の部分のこと。「雁首そろえて…」のガンクビ。みんな下を向いてるね。


コンギク(紺菊)
ノコンギクの園芸品種。花の色が濃くて、紫色のグラデーションがきれい。これなら一輪挿しに飾っておきたいと思う。


タイワンホトトギイス(台湾杜鵑草)
6枚の花びら、隣同士で大きさが違う。ホトトギスと違うのは、花期が遅いのと茎の上部が枝分かれして数個の花を付けること。日本での自生は南西諸島の一部だけという絶滅危惧種。


チャノキ(茶の木)


5~6月になるとこの辺いちめんにミヤマヨメナが咲いて、あんまりきれいでため息が出るくらい…


ノジギク
寿恵子さんが「菊くらべ」に出品してプレゼンした菊。白くて素朴で小さくて愛らしい。まだ手が加えられていない日本固有の菊の花。牧野富太郎博士が発見して命名。兵庫県の県花。


イソハマギク(磯浜菊)
コハマギクも可愛いけど、イソハマギクの白い花びらのこの不揃いさがなんとも可愛い! 雨上がりで葉っぱもつやつやと美しい! 相馬の海辺にも自生してないのかな…


水生植物区の外れあたり



ラクウショウ(落羽松)と気根
ラクウショウは背の高いメタセコイアみたいな大木。下草が刈り込んであって、気根がすごいいっぱいあちこちに!


ゴマナ(胡麻菜)と綿毛

シラヤマギク(白山菊)と綿毛


芝生広場もすかり秋の景色。コンギク、ノジギク、ハナイソギク… おめあての野菊が見られて満足。
思いがけず出会ったラクウショウの気根。普段は草むらに隠れてて根っこに気づかなかった!


どんぐり庵でいつもの鴨そばを食べる。窓の外の紅葉に見とれていると街の向こうに仙台大観音が見えた。
野草園は11月いっぱいで休園。ノジギクも咲いたし、花たちもそろそろ冬のお休み期間。休園前にもう1回来られるかな…