数日前の話になりまするが、兜屋画廊「金井一郎展 -にわか雨・2-」を観たのでございます。
http://www.gallery-kabutoya.com/exhibition-introduction/
ほの暗い会場に光る美しい作品たち。
金井一郎の作品を初めて観たのじゃが、たいそう好みでございます。
“にわか雨”がテーマのボックスオブジェは、スイッチを押すと灯りが点り、アクリル板の奥に雨の光景が浮かび上がりまする。
中にはスイッチが2つ付いて、見え方が変化する作品もございます。
人がおるのはこの作品のみ。灯りを消した時とつけた時。
こちらは窓の部分がアクリル板で、窓の下に物を置いてもよいそうな。
アクリルなしのこちらのタイプも、物を置いて遊べまする。鶏がおる~w
街灯も色々。電気の傘を付け替えられるものもあり。
こちらの卓上タイプと壁掛けタイプは、土台と上の部分が別売りになっており、付け替えて楽しめまする。
貝殻や植物など色々あって、楽しいのじゃ。
この他にも様々な灯りがございます。
欲しい作品目白押しで、“にわか雨”の中で散々迷って、結局“にわか雨”ではないこちらをお迎え。
帰宅して真っ暗な部屋で、孔雀洞の天氣管(ストームグラス)を置いたりして遊んでみたぞよ。
他のもお迎えすれば良かったのぅ。
これから個展があるたび、ひとつずつ増えていく予感ありあり。
在廊なさっていたご本人も、気さくで優しいお方でありました。
会期は9月23日まで。
購入したら即お持ち帰り可ゆえ、気になる作品がある方はお早めにの。
さて、ご本人にお話をお伺いした中で、京橋のカフェ・しずく shizuku 429のオーナーご夫妻が金井作品をたくさんお持ちと知り、行ってみたのでございます。
これまでもお店の前はよく通っていたのに、入った事はなかったのじゃった。
モダンで明るい店内、壁に丸や四角の穴がたくさんあり、金井作品はじめコレクションが展示されておりまする。
カウンター席のテーブルにも、金井作品が数点置かれてございます。
オーナーがたいそう親切なお方で、作品について説明してくださったり、「暗い場所へ持って行って見てもいいですよ。」と案内してくださったり。
こちらはわたくしが座った席の金井作品。お言葉に甘え暗い所でも拝見。
穴の中にも金井作品が。
他のコレクションも、好きな作家ばかりじゃ。
百瀬靖子の《皿に擬態した月》
丹羽聡子の作品も素敵。
こちらには江村あるめの作品や、伊豫田晃一のポストカードなども展示。
観るのに夢中になってしもうたが、注文じゃ注文じゃ。
メニューの甘味の中で、一番甘そげなのは・・・
小倉ホットケーキセットをお願いいたしまする~!
あんことバターは大好きな組み合わせなのじゃ。
あんこ美味じゃのぅ・・・と思うたら、うさぎやのあんこじゃった。
あんこの追加トッピングがある事を後日知ったゆえ、次回は追加いたしますぞ。
ポットで出てくるコーヒーは3種類の焙煎から選べまして、深煎りコーヒー美味しゅうござりました。
おせんべいが付いておるのも嬉しいのぅ。
本も置かれており、自由に読めるのじゃ。
オーナーが金井一郎が挿絵を描いた絵本を持って来てくださりました。
ありがとうござりまする~。
居心地も良く楽しゅうござりました。
しずくカフェ、また行かねば。