平櫛田中彫刻美術館で、2つの展覧会を観たのでございます。
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/061/061404.html
(記念館のみ写真撮影可)
お供のEがこの美術館に行くのは、何と11年ぶりじゃった。
11年前、わたくしはまだ生まれておらんかったぞよ。
まずはお目当ての、記念館「でんちゅうストラット-つなげる彫刻」
「でんちゅうストラット」は、今年で4回目なのだとか。
今回は、展示室で同時開催の企画展「つながる彫刻」にちなみ、歴代の出品者たちが選んだ6名の作家が出品しておりまする。
企画監修は、三沢厚彦と小平市平櫛田中彫刻美術館。
出品作家は、作家名50音順で以下の通り。()内は推薦者。
イム・ソヒョン(冨井大裕)、桑名紗衣子(棚田康司)、髙柳恵里(三沢厚彦)、永井天陽(椋本真理子)、長谷川さち(藤井明)、早川祐太(冨井大裕)
平櫛田中が晩年の10年間暮らした旧宅(記念館)のあちこちに、21点の作品が展示されておるのじゃ。
会場の様子と作品を10点ほど、観た順に載せまする。
ささ、まいるぞよ。
前庭。美術館のシンボル、彫刻用のクスノキの原木は、平櫛田中が100歳の時に購入したそうな。
この木の上下や周囲に4点の作品が。
・早川祐太《i am you》石膏 2020
一瞬本物のキノコかと思うた。可愛いのぅ。
早川祐太は8点出品しており、全て同じ作品名じゃった。
・髙柳恵里《自由な枝(日本庭園における)》枝 2021
玄関へ向かうぞよ。
建物に入れるのはこの玄関までじゃ。
・長谷川さち《sando'》砂岩 2016
・長谷川さち《weed》黒御影石 2020
客間。
・永井天陽《metaraction #10-1》テディベア、アクリル材 2014
・早川祐太《i am you》石膏 2020
・イム・ソヒョン《祖父と孫娘》ビーズ刺繍、デスクライト、プロジェクターによる映像
玄関から見える庭には、6点ほどございます。
・桑名紗衣子《やまをこえきてうきね鳥》セラミック、ミクストメディア 2021
お次は茶室へまいるぞよ。
茶室には3点。中には入れぬゆえ外から覗くのじゃ。
・髙柳恵里《1セット》タオル 2018
ごごごごめんなさい~。お掃除した後タオルを置き忘れたのかと思いました~(逃)
一番奥のお庭。
・イム・ソヒョン《三角形による変奏曲》FRP、LEDライト 2021
改修工事の関係で、建物は玄関までしか入れぬのが残念じゃったが、ここにひっそり住んでおるような作品たちを楽しんだのでございます。
わたくしがいる間は人が全く来ず、静かな中でまったり観る事ができたのも良うござりました。
会期は9月6日まで。
そして、美術館の展示室(1階、2階、地下1階)で開催の企画展「つながる彫刻」も観ましたのじゃ。
平櫛田中の様々な人間関係がコレクションで紹介されており、観応えござりました。
こちらの会期は9月12日まで。
入場時にクールタオル頂いたぞよ。ありがとうござりまする。
観終わって、一橋学園駅近くの紀の国屋へ。
ここのあわ大福、甘さは控え目なれど好きなのでございます。
が、家の近くや普段の行動範囲内に店舗がないゆえ、なかなか食べる機会がないのじゃ。
けっこう大きいのじゃが2個瞬殺。できますれば10倍甘いとなお嬉し・・・(ばきっ)