ウェネトさまの館

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古賀忠雄展 塑造(像)の楽しみ(練馬区立美術館)

2023年12月11日 20時11分16秒 | 展覧会・美術関連

前回のブログの続きでございます。

午前中は、練馬区立美術館「生誕120年 古賀忠雄 展 塑造(像)の楽しみ」を観ましたのじゃ。
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202308191692438180
(写真撮影可・観覧無料!)

本展は、古賀作品の中から「塑造(像)」に注目し、約30点の塑像を展示。
その他、区内や他地域に設置された作品のパネルなどもございます。

今回は2階のみでの展示じゃよ。

会場はこんな感じ。

構成は以下の通り。気になった作品もリスト順にどんどん載せますぞ。

【1:塑造家・古賀忠雄】

《聖者》1939年 石膏


 
《猫》1944年 石膏
インパクトありありな猫アタマ。


 
左《練馬の男》1948年 石膏/右《練馬の男》1948年 ブロンズ
本展のメインビジュアル。同じ型の石膏像とブロンズ鋳造の作品。


 
《鮭》1952年 ブロンズ
一見、高橋由一の《鮭》が飛び出してきた感じじゃが、よく観ると全然違いまする。


 
《二つの道》1962年 ブロンズ


 
《マドリッドの女》1964年 石膏


 
《沼の幻想》1968年 ブロンズ
東南アジアの舞踊チックじゃ。


 
《バンビ》1970年 ブロンズ
愛らしくてお気に入り。


 
《鶏冠酒壺》1960年 テラコッタ
まるっとした形に鶏アタマ、素朴可愛い。


 
《角皿(5枚組)》不詳 磁器


 
《絵日記》1946年 
このページは、昭和21年の日展特選発表の一コマだそうな。


 
【2:塑像の複製性】

左《双鴨》1965年 ブロンズ/右《双鴨》1965年 石膏


 
《めばえ》(北陸銀行100周年記念文鎮)1977年 ブロンズ
この作品のみ、手に取って観る事ができまする。


 
《森の幻想》1974年原型 ブロンズ
この作品は、この美術館のある練馬区立美術の森緑地に設置されておるのじゃ。
美術館を出てすぐ観られるぞよ。


 
【3:塑像の公共性】

《時代を見つめる西郷隆盛像》1977年頃 ブロンズ


 
【4:塑像の楽しみ】
動物モチーフの作品は、可愛くて楽しいのぅ。

《猫》不詳 石膏


 
《ウサギ》不詳 石膏


 
《鳥》不詳 石膏


 
古賀忠雄のアルバム


 
展覧会出品作の写真はがき


 
今まで古賀作品は《森の幻想》くらいしか観たことなかったが、今回たくさん観る事ができ、塑像についても色々知る事ができて興味深うござりました。

会期は2月25日まで。最初にも書いた通り、観覧無料ですぞ。

観終わって、美術館近くの商店街で見つけた練馬風月堂で、栗きんとんどら焼きと麩まんじゅうとねりま大福を買ってみましたのじゃ。

ねりま大福は、大根葉の塩漬けがお餅に練り込んであるのが面白く、美味しゅうござりました。

★おまけ話
近ごろ毎日食べてるファミリーマートの窯出しプリンのパフェ、コンビニプリンにしては量もたっぷりで美味しく、お手頃なのも嬉しゅうござります。
甘さはかなり控え目じゃが、練乳たっぷりかけるゆえ問題ナシ。エヘ