一昨日は、銀座で2つの個展を観たのでございます。
まずは、スパンアートギャラリー「伊豫田晃一 個展 ~夜の讃歌~」
http://www.span-art.co.jp/exhibition/201812iyodakoichi.html
(写真撮影は許可を得ておりまする。会場全景のみ可)
作品集出版記念の個展で、絵画や銅版画やオブジェ、合わせて27点が展示されておりまする。
伊豫田作品は大好きで初日に行きたかったのじゃが、土日は都合つかず3日目になってしもうた。
が、オープン時間直後に行ったらば、独り占めでじっくり観ることができたぞよ。
前回のスパンでの個展も素晴らしゅうござりましたが、今回は更に素晴らしいですぞ。
美しい作品の世界も凄いし、「本当に筆で描いておるのじゃろうか」「本当に鉛筆画なのじゃろうか」と驚愕するのでございます。
お気に入りの一部をば。
油彩では、
《DIVA》
円形の画面に女性の横顔。本当に美しい。
《ネメシスとレダ》
もうなにやら凄いとしか言葉が出ず。引きずり込まれまする。
《ラビリンス・アブ・アエテルノ》
昨年観てお気に入りだった、無限回廊な美しい作品。今回で見納めかのぅ(涙)
鉛筆画では、
《「クロコダイル路地」挿絵原画》雁皮紙にペン・鉛筆
今年7月にDorisで観て、その凄さに時を忘れたお気に入り作品。
再会できて嬉しゅうござります。
《Study for Nemesis》鉛筆・色鉛筆
鉛筆画とは思えぬほど柔らかくなめらかな肌の質感と澄んだ瞳。
銅版画は2点展示。
2003年の《Deus ex machina》と、2006年の《マルドロール》、どちらも緻密で美しくてお気に入り。
グッズの栞も素敵で、既に数種類持っておるのじゃが、同じ絵柄3枚セットだけでなく、例えば全種類1枚ずつ入ったセットか、数種類が1枚ずつ入ったセットも販売していただけると嬉しいのじゃがのぅ・・・(これこれ)
会期は12月25日まで。再訪したいぞよ。
その後は、ギャラリーゴトウ「足立絵美 小品展」へ。
http://www.gallery-goto.com/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
足立絵美の日本画は、綺麗な色彩と独特な可愛さ、動物や蛾もツボなのじゃ。
メインの展示室の奥の2nd Roomに、日本画とパンタン(操り人形)、合わせて18点の展示。
お気に入り作品の一部をば。
《petit noël》雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、箔
本展のDMに使われた作品で、鳩ちゃんの優しい表情がたいそうお気に入り。
《甘い夢》雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、箔、
不思議可愛い生き物じゃ。
ちっちゃい作品も可愛いのぅ。額もそれぞれ合っておりまする。
《cat tongue》
7×7㎝の小ささ。可愛い猫、連れ帰りたい・・・
《ange d'amour》
こちらは10×10㎝。足立作品の蛾は綺麗なのじゃ。
パンタンは4点あり、ひもを下に引くと手足がパタパタ。
自由に引く事ができるゆえ、優しく引っ張りなされ。
《jami》板にジェッソ、岩絵具、顔彩、箔、古紙
わんこのしっぽがお魚~。
会期は12月22日まで。
メイン展示室のグループ展「夢みるX'mas 展」も観たかったのじゃが、残念ながら時間切れ。
年末までは忙しく、お昼くらいまでしか自由がきかぬのじゃ。(シンデレラか~?w)
★追記:12月21日
本日、2つの個展を再訪したのでございます。
まずは11時のオープン直後に、スパンアートギャラリー「伊豫田晃一 個展 ~夜の讃歌~」
美しい作品に再び圧倒され、ため息をつきつつ堪能してまいりました。
そして、ギャラリーゴトウ「足立絵美 小品展」
本日は作家ご本人が在廊なさっており、はじめましてこんにちは。
技法などについても丁寧に説明してくださり、たいそう嬉しゅうござりました。
許可を得て、1番のお気に入りだった《petit noël》とツーショ♪
先日購入しそびれた来年のカレンダーを購入したらば、
サインと共に《petit noël》の鳩ちゃんの可愛いイラストを描いてくださり、感涙。
来年春に個展をなさるそうで、また楽しみでございます。
本日はもうひとつ銀座でグループ展を観たのじゃが、後日書きまする。
シャネル・ネクサス・ホール「“In Goude we trust!” ジャン=ポール グード 展覧会」も再訪したかったし、他に観たいグループ展もあったのじゃが、残念ながらお供のEの仕事時間が迫り、断念したのでありました。しくしく